自分を愛することの効果を自分の体験から教える古宮昇さん

私がお世話になっている、カウンセラーの先輩に

古宮昇(こみや・のぼる)さんという方がいます。

古宮さんは、大阪経済大学の教授で、現役のカウンセラー。

ディマティーニ・メソッドのファシリテーターでもあります。

正直に言うと、古宮さんとお会いする前、

「大学教授のカウンセラー」と聞いて、

彼に対して、あまりいいイメージを持てませんでした。

私は、大学教授とか、お医者さんとか、弁護士とか、

いわゆる「権威」と呼ばれる職業の人が苦手だったんです。

自己顕示欲が強くて、威厳があって、気むずかしくて、

付き合いずらそうなイメージがあるからです。

でも、実際に古宮さんご本人とお会いしたら、

そんなイメージと、まったく真逆な人だったんです 笑

はじめてお会いしたとき、

ミスタードーナッツでコーヒーをご一緒したのですが、

古宮さんは、「クマちゃんのチョコ・ドーナッツ」を買って、

スマホで写真を撮り、楽しそうにFacebookにアップしていました。

もう、ぜんぜん飾らない、気取らない、

柔らかな雰囲気の気さくなお兄さん。

年下の私のことも尊重してくれる、とても、謙虚な方だったんです。

それで私、すごく不思議に思ったんですね。

なんで、古宮さんは、大学教授なのに、

こんなに謙虚で自然体なんだろう??って。

地位や名声を得ることによって、エゴが肥大化し、

うぬぼれたり、傲慢な態度になる人もたくさんいるのに・・・。

なぜ、古宮さんは、そうならないのだろう??

と、すごく興味を持ったんです。

でも、古宮さんの本を読んだりしているうちに、

その秘密が、だんだん、わかってきたんです。

古宮さんは、幼い頃、とてもつらい体験をしています。

お母さんが情緒不安定なところがあって、

いつ無理心中をして殺されても、おかしくない状況の中で育ちました。

お父さんは、お酒とギャンブルにのめり込み、

両親はお金のことで、いつもケンカばかりで、

ついには離婚してしまいます。

幼い妹と一緒に、母親に引き取られた古宮さんは、

感情的に不安定な母親と暮らすうちに、萎縮して

びくびく、おどおどした気の弱い子供になりました。

そんな古宮さんは、学校では、

いじめっ子たちの、かっこうの標的・・・。

「僕って、不幸な子供だ」

古宮さんは、いつもそう思って、泣いていたといいます。

今の古宮さんからは、まったく想像もできませんが、

子供の頃の彼は、「自己肯定感」がとても低く、

目立たないように自分を殺して周りの人たちに合わせ、

無表情で感情も出せずに、

自分の思っていることも、言えない子供っだのです・・・。

しかし・・・

大学生の時に、転機が訪れます。

それは、心理学、カウンセリングとの出会い。

古宮さんは、子供の頃にできた「心の傷」を

心理学とカウンセリングで、癒していきました。

そして、「自己肯定感」をどんどん取り戻して、

「自分のことを好き」と思えるようになり、

人生のすべてが、変わったのです。

今では、大学教授となって、学生たちに心理学を教えながら、

かつての自分のように、「低い自己肯定感」に苦しんでいる人に、

カウンセリングを提供。

25年間、日本とアメリカ、ニュージーランドで、

延べ4000人以上の人たちをサポートしてきました。

さらに、

最新刊の『自己肯定感がドーンと下がったときに読む本』(すばる舎)や、

ベストセラーの『ぶり返す怒り、さびしさ、悲しみは捨てられる!』(同)を含む、

23冊の著書も、出版。

国内外で活躍する、人気のカウンセラーとなったのです。

自信満々で、威張っているわけでも、

自信なさげに萎縮しているわけでもない、

自然体でニュートラルな、古宮さんの”自己肯定感のバランスの良さ”は、

彼の生い立ちと、これまで取り組んできた、

心理学による学びと癒しによるものだったのです。

私の先生のジョン・ディマティーニさんは、

「傲慢になりすぎると、謙虚にさせられるような困難を人生に引き寄せ、

謙虚になりすぎると、自信を取り戻すようなサポートを人生に引き寄せる。

この宇宙は、常に、

私たちをバランスの取れたニュートラルな状態に戻そうとしている。」

と言っています。

つまり、自分にしっかりと価値を認めながらも、

傲慢でもなく、謙虚でもない、ニュートラルな状態こそが、

本来のあり方であるということ。

古宮さんは、「自己肯定感を高め、自分を好きになること」

を教えている先生ですが、

ご自身が、まさに、そのあり方を、体現しているのです。

古宮昇さんのホームページはこちら

http://noborukomiya.seesaa.net/