ディマティーニメソッドの対消滅とクォンタムジャンプ

対消滅

量子物理学に、「対消滅」(ついしょうめつ)と呼ばれる現象があります。

「対消滅」は、 「マイナスの電気を帯びた素粒子(電子)と、プラスの電気を帯びた素粒子(陽電子)が衝突すると、双方が消滅して光が生まれ、とても大きなエネルギーが生じる」 という現象です。

かんたんに言うと、 「プラスとマイナスが衝突すると、光が生まれ、大きなエネルギーができる」 という現象です。

Dr.ディマティーニは初めてこの現象を知ったとき、

「人間の意識・マインドの中に、この現象を意図的に起こすことはできないだろうか?」

と考えました。

そして、

「強いマイナス感情に、強いプラス感情を衝突させたら、人に意識の中に、”光”をつくりだせるのではないか?」

という仮説を立てました。

そして、この仮説に基づいて、ディマティーニ・メソッドは考案されました。

ディマティーニメソッド14のプロセス

ディマティーニ・メソッドでは、まず自分の人生に登場した人の中で、最も強いマイナス感情を持っている人を一人、選びます。

次に、その人のマイナスの特性・行動(嫌いなところ)を、マイナス感情が強い順にリストアップします。

次に、その人のプラスの特性・行動(好きなところ)をプラス感情が強い順にリストアップします。

次に、その人のマイナスの特性・行動と、プラスの特性・行動が自分の中にもあることを発見していきます。(鏡の法則)

次に、その人のマイナスの特性・行動が、自分にどのようにプラスになっているかを見ていきます。(均衡の法則=正負の法則)

そして、その人のプラスの特性・行動が自分にどのようにマイナスになっているかを見ていきます。(〃)

このように、ディマティーニ・メソッドでは、14のプロセス(体系化された質問)を使って、様々な角度から「強いマイナス感情」(電子)と「強いプラス感情」(陽電子)を衝突させていくのです。

そしてこのプロセスを一定時間、辛抱強く続けていると、あるとき突然、”対消滅”(ディマティーニ・メソッドでは、この状態を”ブレイクスルー”と呼ぶ)が起こります。

そして、次のような「知恵とインスピレーションの証」と呼ばれる現象を体験します。

知恵とインスピレーションの証

・インスピレーションの涙
・無条件の感謝
・真理への確信
・軽さ、重さを感じない
・抱きしめたくなる
・自己価値が真に高められる
・頭の中の雑音が減る
・頭と視線が上を向く
・無言になる
・外に現れる静寂
・バランスが取れる、中心に戻る、統合する
・緊張感と圧迫感がやわらぐ
・恐れ、後ろめたさが消える
・過去の出来事の意味をより深く理解する(ドミノ効果)
・愛する人が場所の制約を受けずに存在していることを知る

*体験には個人差があり、これらすべてを体験する人もいれば一部を経験する人もいます。

クォンタジャンプ

Dr.ディマティーニは、対消滅よって体験できるこの心理的状態を、 「光の啓蒙状態」 と呼んでいます。

私は、この心理的状態は、「悟り」と呼ばれている状態に近いのではないかと考えています。

そして、対消滅(ブレイクスルー)が起きたとき、「愛と感謝のエネルギー」(光)が生まれます。

このエネルギーは、私たちの精神・魂を、次元上昇させる力です。

Dr.ディマティーニは、「対消滅」(プラスとマイナスの統合)によって起きる、次元上昇を、

クォンタジャンプ(量子的飛躍) または、クォンタムリープと呼んでいます。

ディマティーニ・メソッドは、プラスとマイナスを統合して、クォンタジャンプを起こし、

私たちの、意識、魂を、次元上昇させる、ツールです。

しかし、ここまでの変化を起こすためには、辛抱強く自分の内面と向き合ってワークを完了させる必要があります。

ときにそのプロセスは、10時間以上になることがあります。

ワークをやり通すためには、成長への強い意欲と決意が必要になるでしょう。

しかし、ディマティーニ・メソッドによるクォンタジャンプは、その努力に見合うものだと思います。

あなたにもぜひ一度、体験していただきたいです。

飛田 貴生

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