30年後の君へ

30年先を行くメソッド

15年前の、2008年2月。

私は、はじめて、
Dr.ディマティーニと出会いました。

「彼は、他の誰も教えていない、
この宇宙の、真理、真実を教えている。」

直感的に、この人は、本物だと思ったんです。

そのあと、Dr.ディマティーニから、
ディマティーニ・メソッドをやってもらい、

長年の苦しみだったリウマチの痛みが
たった1日で消えてなくなるという、
信じられない、体験をしました。

その後のセミナーでは、
愛する人と死別し、深い悲しみに暮れている人が

たった数時間のディマティーニ・メソッドで、
喪失の悲しみから、完全に解放されるのを、
目撃しました。

これまで、死別の深い悲しみ(グリーフ)は、
決して、解消されることがないと、
信じられていたんです。

実際、世界中のあらゆる心理学や、
セラピーの手法の中に、グリーフを、完全に
解消できる方法論は存在しません。

「ディマティーニ・メソッドは、
従来の心理学の30〜40年先を、行っている」

Dr.ディマティーニは、そう言います。

その言葉を裏付けるような、信じられない
ヒーリング(癒し)が自分や他者に
起きるのを、繰り返し目の当たりして、

ディマティーニの伝えている知恵は、本物である
という、私の直感は、確信へと変わったんです。

それで、

「これから、すごいことになるぞ」

と、思いました。

Dr.ディマティーニの知恵と、
ディマティーニ・メソッドが、

日本で急速に広まって、たくさんの人の
助けになると、直感的にそう、思ったんです。

「ディマティーニメソッドを日本に普及させて
一人でも多くの日本の人たちの役に立ちたい。」

私も、その一翼を担おうと、強い思いました。

そのあと、
私と同じ想いの人たちが次々に現れました。

それで、私たちは、ディマティーニの知恵を
伝えるための、活動を、続けてきたんです。

なぜディマティーニは普及しないのか?

Dr.ディマティーニの初来日から、
先月で、ちょうど、15年を迎えます。

その後、ディマティーニ・メソッドは、
日本でどうなったのでしょう?

まったく、どうにも、なっていもいません。

私たちと同じ、ヒーリング、セラピー、
心理学の業界の人たちでさえ、

いまだに、ディマティーニ・メソッドを、
知らない人は、たくさんいる・・・。

ディマティーニ・メソッドが日本で普及したとは
言い難いのが、現状です。

私たちの、努力が足りなかったのでしょうか?

確かに、それもあるかもしれません。

けれど、私たちと同じ思いをしている人たちは
他の業界にも、いるみたいなんです。

30年後のグリーンラッシュ

「近代カンナビノイド研究の父」と呼ばれる
イスラエルの科学者、
ラファエル・ミシューラム博士は、

1980年に、大麻草に含まれる「CBD」
(カンナビジオール)という、化学物質が、

難治性てんかん(脳の慢性疾患)の治療に極めて
効果的であることを、臨床研究で発見し、
論文で発表しました。

てんかんの治療に有効な方法は、
それまでほとんど存在せず、

世界中の、科学者、医療従事者たちは
それを、探していました。

だから、
「大麻がてんかんの治療に、薬用として使える」
という、ミシューラム博士の研究は、
大発見だったんです。

その後、CBDは、どうなったのか?

「その後、30年、何も起きなかったんです。
科学者も、医師たちも、私の研究を、
まったく受け入れなかったんですよ。」

と、ミシューラム博士は、言います。

世界の多くの人たちが、大麻は、役に立たない
娯楽用の「麻薬」であると、頑なに信じていて、

「大麻が薬用に使える」という考えを、
そう簡単には、受け入れなかったんです。

しかし・・・

2013年に、アメリカのテレビ局CNNが、
CBDで、難治性てんかん「ドラべ症候群」が
劇的に改善した

シャーロット・フィギーちゃん(当時5才)の
ドキュメンタリーを放送し、
ようやく、CBDが世界的な注目を集め始めます。

世に言う「グリーンラッシュ」(緑の革命)です。

これは、ミシューラム博士の大発見から、
33年後のことです。

「グリーンラッシュ」の余波は、
日本にも伝わります。

ミシューラム博士から42年後の2022年(昨年)。

「大麻草」由来のCBDを有効成分とする、
難治性てんかんの治療薬「エピディオレックス」

の治験が、日本の「聖マリアンナ医科大」で、
スタートしました。

これに併せて、現在、厚労省は、
「大麻取締法」を改正する準備を進めています。

治験には、3〜7年かかり、その後、
厚労省の承認に1〜2年かかるため、

早ければ、2026年頃に、
日本初の「大麻原料の医薬品」が誕生する
ことになります。

つまり、世界が、「大麻が薬用に使える」という
考えを受け入れるのに、とても、とても、
長い時間がかかっているんです。

465年後の謝罪

「近代科学の父」や「天文学の父」と呼ばれる
ガリレオ・ガリレイが、

1543年にニコラウス・コペルニクスが唱えた
「地動説」が正しいと主張し、

ローマ=カトリック教会の宗教裁判で、
有罪判決を受けたことは、広く知られています。

ガリレオ・ガリレイが生きていた時代は、
誰もが、”地球が宇宙の中心”で、その周りを、

太陽や、月、惑星など、すべての天体が
回っているという「天動説」を信じていました。

しかし・・・

1665年に、アイザック・ニュートンが
「万有引力の法則」を発見し、

「地動説」は疑いのない真理であることが、
証明されたのです。

これは、コペルニクスが「地動説」を唱えてから
122年後のことです。

さらに、コペルニクスから449年後の1992年。

ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世は
ガリレオ裁判の誤りを公式に認め謝罪しました。

さらに、コペルニクスから465年後の2008年。

ローマ法王ベネディクト16世は、
「ガリレオ・ガリレイの研究は(キリスト教の)

信仰に反していなかった」と、「地動説」を
公式に認め、謝罪したのです。

30年後の君へ

つまり、

世界は、そう簡単に、真理や真実を、
受け入れないということです。

真理や真実を、大衆が理解し、受け入れるには
途方もなく、長い年月がかかるものなんです。

ディマティーニは、二千年後に、ソクラテスや、プラトン、アリストテレスと並ぶ偉大な哲学者として、歴史に名を残すだろう

これは、Dr.ディマティーニの、
ブレイクスルーエクスペリエンスに参加した人が
言っていたこと。

要するに、Dr.ディマティーニの知恵を、
世界が受け入れるには、途方もなく、長い年月が
かかるってことです。

だから、

「ディマティーニメソッドを日本に普及させて
一人でも多くの日本の人たちの役に立ちたい。」

という、私のビジョンが実現するのも、
私の死後かもしれません。

そういうわけだから、同志の皆さん、
まあ、気長にやりましょう。

今日のお話が少しでも
あなたの役に立つと嬉しいです。

2023年3月17日
飛田貴生

参考:

CNNドキュメンタリー「WEED」(日本語字幕付き)

「エピディオレックス」とは

ローマ法王、地動説初めて認める/ベネディクト16世

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