バリ島 バリアンの施術を受けてきました
目次
日本語で予約できるバリアン
インドネシアのバリ島で「呪術医バリアン」の施術を受けてきました。
バリアンは、呪術(白魔術)や、チャネリング、ハーブ(薬草)などを使って人を癒す、バリ島に古くから存在する、スピリチュアル・ヒーラーです。
病気やケガの治療だけでなく、「私、何歳で結婚するの?」とか、「貸したお金を返してもらうにはどうしたらいいの?」といった人生相談的なことにも、答えてくれます。
ジュリア・ロバーツ主演の映画『食べて、祈って、恋をして』に、主人公を導く占い師として登場したことから、その存在が世界的に知られるようになりました。
旅行前、「バリ島に行くなら、絶対に、バリアンの施術を受けたい!」と思って、インターネットでいろいろ調べました。
でも、情報が少なすぎて、施術を受けられそうなバリアンが、ぜんぜん、見つかりません・・・。
それで困っていたら、うちの奥さんの知人に「バリ通」の人がいて、日本語ペラペラな現地のツアーガイドさんを紹介してくれたんです。
それで、その人に、「バリアンのところに連れていってもらえませんか?」とLINEメッセージしたら、
「最近よく、バリアンのところに、
お客さまをお連れしているので、ご案内できます」
って、すぐに返事がきたんですよ 笑
しかも、日本語通訳までしてくれるとのこと。
そんなワケで、ご縁があって、バリアンの施術を受けられることになったんです!
本物のバリアンと偽物のバリアン
ツアーガイドさんが案内してくれたのは、バリ島のスミニャック地区から、車で30分ぐらいの静かな村に住むバリアンの家でした。
バリアンの家の近く
腰に巻いた布は、施術を受けるための正装で、奥さんが手に持っているのはお供え物です。
ガイドさんによると、本物のバリアンは、自分の顔や名前を公表してはいけないし、宣伝・コマーシャルもしてはいけない決まりだということ。
なので、ネットに顔出ししていたり、雑誌などのメディアに取り上げられているバリアンは、現地の人からすると、もうバリアンとは呼べないのだそうです。
そんな理由もあって、今回、私に施術してくれたバリアンのお名前はちょっとわかりません・・・。
さらに、バリアンには、「バリアン以外の仕事をしてはいけない」という決まりもあるそう。
宣伝しちゃいけないのに、バリアン専業で食べて行くって、ちょっとハードル高いですよね。
そんなわけで、私に施術してくれたのは、地元の人も、尊敬し、一目おく、実力者のバリアンでした。
バリアンのリーディング
部屋に通されて、お会いした第一印象は、目つきが鋭くて、少し厳しそうな雰囲気の男性でした。
先祖代々、バリアンの仕事をしている方で、年齢は、五十代半ばぐらい。
短髪に引き締まった体で、白いTシャツに短パン姿。
座椅子に座って、普通にタバコを吸っていました 笑
ガイドさんによると、本物のバリアンは、こちらが何も言わなくても、勝手に話しはじめるとのこと。
実際、バリアンは、私が座ると、呪文のような言葉を唱えながら、しゃべりはじめました。
バリアン:
「あなたは、全身に強い痛みを持っているね。
泣きたいぐらいに痛むのではないかな?」
私:
「はい、毎日、全身が痛いです。
痛み止めを飲まないと、泣きそうなぐらいです。」
(私には「リウマチ」の持病があります)
バリアン:
「あなたの家の近くのに川があるね?
この川の波動は、あまりよくないね。」
私:
「はい、あります」
(うちのすぐ近くには「鶴見川」があります)
バリアン:
「あなたの家は、行き止まりのところにあるね。
家の波動が良くないね。」
私:
「はい、うちの裏側が行き止まりです。」
(家の裏に、袋地=道に面していない土地=があって、
前から、あまりエネルギーが良くないと思ってました・・・)
バリアン:
「あなたの家は、上と下で分かれていて、下に別の人が住んでいるね。
バリでは、波動が下がるので、こういう建て方はしないよ。」
私:
「はい、うちは、そういう作りです。」
(うちは、メゾネットタイプの物件です。)
バリアン:
「今、話しているのは、私ではないよ。
あなたのご先祖がそう言っている。
ここにあなたのおばあさんが来ているよ。」
私:
「祖母は、私と同じ病気でした。」
(祖母は、私が赤ちゃんのときに、亡くなっています。
今でも守ってくれているとわかって、感謝の涙が溢れてきました。)
バリアン:
「家を浄化するやり方を教えるから、日本に帰ったら、毎日、やりなさい。
引っ越しする必要は、ないよ。」
こんな感じで、こちらが何も言っていないのに、私の全身に痛みがあることや、家の構造や周辺の環境のことを、見事に言い当てたのです。
病気の原因が、「家の波動が悪いこと」だなんて、まったく考えもしないことでした・・・。
でも、これは、おばあちゃんが教えてくれていることだというので、信じることにしたんです。
しかし、我が家の一室は、カウンセリングルームとして使っているのに、波動が悪いなんて、シャレになりません 汗;
地獄のマッサージと電気治療
リーディングのあとは、体の施術です。
パンツ1枚になって、床に仰向けに寝ます。
バリアンが手にオイルをつけて、全身をマッサージしてきます。
オイルは、ココナッツのいい香り。
きっと、ハーブ(薬草)などもブレンドされているのだと思います。
しかし・・・
このマッサージはもうね、本当に痛いんですよ。
リンパの流れが悪くて、シコリになっているところを、
バリアンが渾身の力で、ゴリゴリ、ゴリゴリやるんです・・・。
それで、私、ずっと、
「うgあyぐaあ〜〜〜」
って、絶叫していました。
よくテレビのバラエティー番組で、芸能人が足つぼマッサージとかを受けて、絶叫しているやつあるじゃないですか。
まさに、あんな感じです。
私が叫ぶたびに、バリアンの奥さんがケタケタ笑うのですが、
もうね、ぜんぜん笑いごとじゃないですよ 怒
地獄のようなオイルマッサージから解放され、もうおしまいかな?っと思っていたら、今度は、「電気治療」をやるとのこと。
なんだかとても、イヤな予感がします・・・。
バリアンは電極のようなものを床に起き、それを裸足で踏んづけます。
どうやら、自分の体に電気を流し、指から電気を放出して、施術するみたいです。
まさに、人間EMS(電気筋肉刺激)!
イメージとしては、映画「スター・ウォーズ」の”シスの暗黒卿”が、指から、電気をビリビリって出す、あんな感じです 笑
それで、私の体に、電気を流していくんですが、この電圧が、ものすごく高いんです。
もうね、電気刺激というより、感電ですよ・・・。
顔にも電気を流すんですが、そうすると目のところが白くスパークするんです。
これ、日本だったら絶対許可されないですよ。
それで私、さっきの二倍の音量で、叫びまくっていました。
人生で、こんなに叫んだのは、初めてかも。
ドクロベエ様にお仕置きされる、
ドロンジョ、トンズラー、ボヤッキーの気持ちがよくわかりました 泣;
ちなみに、ガイドさんによると、何回も、このバリアンに人を連れてきているけれど、電気治療は、はじめて見たということ 笑
どうも、この治療は、かなりレアみたいです。
それだけ私の病気は重症なのかも・・・。
実際、うちの奥さんは、ちょっと痛いマッサージをされただけ。
時間も10分ぐらいで終わりました。
私は、たぶん1時間ぐらいやっていたと思いますが・・・。
そんなこんなで、今回は、トラウマ・レベルの施術でした。とほほ・・・。
帰国後に起きたヒーリング
帰国後。
バリアンに教えてもらった「場の浄化」の方法で、家の中と、敷地全体を毎日、浄化しはじめました。
すると・・・。
なんと、体の痛みが消えて無くなったんです!!
もう帰ってきてから一週間が経ちますが、あれから痛み止めを一度も飲んでいません。
信じられないですが、これ本当の話です。
感覚的に、場の浄化が、いちばん効いている感じがします。
まさか、体の痛みの原因が、「外的な悪い波動の影響」だったなんて、本当に、考えもしませんでした。
ものすごーく、痛い思いをしましたが、今は、バリアンと、メッセージをくれたおばあちゃん、連れて行ってくれた、ガイドさん、うちの奥さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
バリアンから教わった浄化の方法
バリアンから教えてもらった「場を浄化する方法」を動画にしたので、興味のある方は、見てみてください。
バリヤスイツアー
今回、私たち夫婦をバリアンのところに連れて行ってくれたのは、現地ツアー会社「バリヤスイツアー」のコマン・ダルマさん。
彼は、オープンハートで、とっても素敵な若者でした。
私も奥さんも、会ってすぐに彼のことが大好きになりました。
ツアーガイドのコマン・ダルマさん
今回の費用は、カーチャーター代が4,500円、バリアンへのお礼が1人30万インドネシア・ルピア(約2,200円)で、夫婦2人で約8,900円。
日本語通訳してくれるだけでなく、バリアンへのお供え物や、施術を受けるための正装も、
ぜんぶ用意してくれて、この金額は、すごく安い!
ちなみに、カーチャーターのサービスは、8時間なので、バリアンのあとは、好きな観光地に連れて行ってもらえます。
なお、病気・症状によっては、私のような荒療治になる可能性もあるので、もし機会があって行かれる方は、自己責任で行ってくださいね。
バリヤスイツアー公式ホームページは、コチラ
Facebookの公式ページは、コチラ
日本語ドラーバー兼ガイドは、コマン・ダルマさんが、絶対おすすめです!