ディマティーニメソッドのコツを教えてください!
ディマティーニメソッドがうまくできません
メルマガ読者の方から最近よく、下記のような質問をいただきます。
【Q】
ディマティーニさんの書籍やネットの情報を参考に、自分でディマティーニ・メソッドをやってみたのですが、うまくできません。
私もブレイクスルーを体験して人生を変えたいです。
何か、ワークのコツはありますか?
「やるしかない環境」をつくる
【A】
ディマティーニ・メソッドで、ブレイクスルーを体験するすコツ・極意は、とってもシンプルです。
それは、強制的にやらなければならない環境をつくることなんです。
例えば、ダイエットして、引き締まった体を手に入れたいと思っているとしましょう。
そのために、今日から、自分一人で、毎日、腕立て、腹筋、スクワット、ランニングをはじめたとします。
はじめのうちはいいけれど、「仕事で疲れているから」とか、「今日は雨が降っているから」とか、言い訳をつくって、だんだんと、サボるようになるものですよね。
それで結局、最後はやめてしまう。
身に覚えありませんか?
私はいっぱいあります 笑
やっぱり、人間って、どうしても楽な方に逃げてしまうもの。
自分を律するって、誰にとってもかんたんではないんです。
そのことをみんな、よくわかっているから、スポーツジムに月謝を払って通うんですよね。
「お金もったいないから、ジムに行かなきゃ!」と言って。
こんな風に、「強制的に、やらなければならない環境をつくる」から、トレーニングを続けることができて、ダイエットの成功率も高くなる。
実は、ディマティーニ・メソッドもこれと、まったく同じなんです。
例えば、ディマティーニさんの「ブレイクスルー・エクスペリエンス」に来ると、1日目の午後14時〜深夜24時までの10時間、ワークすることを強制されます。
晩御飯の休憩もさせてくれないので、ワークしながら、サンドイッチやおにぎりをパクつかないといけません。
ワークが遅れていると、ファシリテーターにプレッシャーをかけられたり、「あなた、なんでできないのよ!!」と怒られたりします。
実際、昔、私自身が、ものすごく怒られました 笑
さらに、1日目の24時までにワークを終えられなかったら、もう大変!
2日目は、他の参加者よりも1時間早く来るように言われるんです。
それで、会場の外の待合スペースに追い出されて、終わるまで、ワークの続きをやることになります。
1日目にブレイクスルーできた参加者は、2日目のディマティーニさんの講義を聞くことができます。
けれど、ワークが終わってない人は、会場に入れてもらえないんですよ。
通路のところで、ファシリテーターに監禁状態にされて、終わるまで問答無用で、ワークをやらされるんです・・・。
ブレイクスルー・エクスペリエンスは、すごいスパルタなんです。
例えるなら、セミナー版「フルメタル・ジャケット」です。
ディマティーニは、セミナー界の「ハートマン軍曹」なんですよ。
ちょっとマニアックなので、知らない方は、こちらのYouTubeを見てください 笑
伝説の名シーン(幻の日本語吹き替え版)
こび
愛のスパルタトレーニング
何もそこまでやらなくても・・・。
と思うかもしれません。
でも、ディマティーニ・メソッドのワークでは、長い間ずっと、「直面するのを避け続けてきたこと」と、向き合う必要があるんです。
例えばそれは、「両親との関係」だったり、「パートナーとの関係」や、「その他の人間関係」、「自分のコンプレックスについて」だったりします。
多くの人が、そういった「見たくないこと」から、ずっと、目を背けて、逃げ続けているんです。
何年も、何十年も。実は、その見たくないことに向き合わずにいることが、今の人生の停滞や、生きづらさをつくっているのですが、そのことにも気づいてもいないんです。
実際、私も、「親との関係」や、「自分に自信が持てないこと」に直面することから、何十年も、逃げ続けていました。
で、その間、ずっと苦しかった。向き合わないといけないことも、うすうす気づいていたんですが、ずっと逃げていたんです。
だって、向き合うのが嫌で嫌で仕方なかったし、怖かったんです。
でも、ディマティーニ・メソッドに出会っしまって、ブレイクスルー・エクスペリエンスで、向き合うことを強制されたんですね。
でも、全然ワークできなくて、その時の講師のデニース先生に、「なんで、あんただけできないのよ!!」と猛烈に怒られて、泣きそうになりながら、朝の4時までワークしたんです。
でも、結局、その時はブレイクスルーできなかったんです。
それで、あまりにも悔しくて、家に帰って、缶詰になってディマティーニ・メソッドをやりまくったんです。
そうしたら、ブレイクスルーが何度も何度も、起きました。
あれほど憎んでいた母、そして、軽蔑していた父に感謝できるようになったんです。
何度もワークしたことで、自分に自信がないという感覚も、いつの間にか消えて無くなっていました。
人生の使命が明確になって、それを仕事にして独立できたり、ソウルメイトの奥さんにも出会えました。
「見たくないこと」に真正面から向き合ったら、私の人生にブレイクスルーが起きたんです。
これは、もう10年以上前の話なんですが、もし、あの時、ワークをすることを強制されず、鬼軍曹のデニース先生のシゴキを受けなかったとしたら・・・
私は、ずっと、両親を恨んだままで、自分に自信が持てないまま。
人生の使命も、好きな仕事も、奥さんも手に入っていません。
今も、10年前とまったく変わらず、
生きづらく、苦しい日々を送っているでしょう。
考えただけで、ゾッとします。
だから、あの時、見たくないことに、真正面から向き合うことを強制してくれた鬼軍曹に、とても感謝しているんです。
飛田貴生