「超人になる」あなたの中に眠る潜在能力を最大限に引き出す方法
64歳の「超人」
先日、ディマティーニ・メソッドのトレーニングプログラムに参加してきました。
一つ上のレベルのファシリテーターの資格を、取得するためのものです。
講師は、世界的な人間行動学の権威と呼ばれている、ドクター・ジョン・ディマティーニ本人。
トレーニングは2日間の内容で、1日目は朝8時〜夜10時まで、2日目は朝8時〜夜8時までという、「2日間で26時間」の鬼畜スケジュールです。
しかも、休憩時間は、ランチと、ディナーに、それぞれ30分だけ。
トイレ休憩などは、一切ありません・・・。
しかも、室温は、居眠りできないように、冷え冷えの20度。
さらに、トレーニングの最後にテストがあって、「合格しないと、上級資格をもらえない」ため、ドクター・ディマティーニの話を、一言も、聞き漏らせない状況でした。
なのでみんな、ブルブル震え、膀胱をパンパンにさせながら、何時間も、ディマティーニさんの話を聞いていたんです・・・。
ディマティーニさんご本人はと、言うと、そんな私たちのことなど、まったく、気にとめる素振りもなく、
ひたすら、しゃべりまくっていました 笑
私、ずっと彼のことを観察していたんですが、6時間以上、トイレにも行かずに、ぶっ通しでしゃべっていたんです。
しかも、ずっと立ちっぱなし。
実は、ディマティーニさんは、その前日も、その前の日も、1日12時間のセミナーをやっているんです。
彼は、来月、64才になるというのに・・・。
さらに、トレーニングの翌日には、すぐに、ルーマニアに飛んで、1日セミナーを開くということでした。
その後も、カナダ、アメリカ、イギリス、クエートなど、2週間で6ヶ国を周って、セミナーを開くとのことでした。
そんなことを、彼は、1年中やっているんです。
もう、こんな無茶苦茶な人、ドクター・ディマティーニ以外、私は知りません 笑
まさに、「超人」という感じです。
潜在能力を引き出す方法
そんなドクター・ディマティーニを見ていて、改めて思ったんです。
人は、「心からやりたいこと、大好きなこと」やっているときには、「本来持っている、潜在能力を最大限に発揮できる」のだと。
ディマティーニさんは、「心からやりたいこと、大好きなこと」のことを、「最高価値観」(Highest value)とか「テロス」(Telos)と呼んでいます。
その人にとって最も大切で、重要度が高く、優先順位の高いこと、つまり、「人生の使命、目的」のことです。
人は、人生の使命を生きているとき、内に秘めてる、本来の力を、最大限に引き出すことができてしまうのです。
ドラゴンボールの孫悟空が、「スーパーサイヤ人」に覚醒するみたいに。
そして、その「秘めたる力」は、特別な人だけに与えられているのではなく、すべての人の中に、存在している。
誰もが、みんなスーパーサイヤ人になれるのです。
そして、その力にアクセスする鍵は、「人生の使命」を生きることなんです。
ドクター・ディマティーニは、自分自身がその生き方を、体現することで、人間が本来持っている潜在能力と可能性を、私たちに見せてくれているように思いました。
人間は二面性の存在
と・・・
何か今日は、ディマティーニを礼賛するような記事になってしまいましたが、もちろん、彼にも、ダークサイドはあるんです。
もう、とにかく、どうしようもないくらい、「下ネタ」が下品・・・。
今回のトレーニングには、3人の通訳がいたのですが、その中に、ディマティーニお気に入りのとても可愛らしい女性がいるんです。
それで、その女性が、通訳するときだけ、狙ったように、露骨でひわいな言葉を連呼するんですよ・・・。
(具体的になんて言っていたか、とてもとても書けません・・・)
それで、その女性は、仕事なので仕方なく、その言葉を日本語に訳すわけですが、そうやって、ひわいな言葉を、わざと彼女に言わせるんです。
もう、これどっからどう見ても、セクハラですよ!
彼は、普段、「人間行動学の世界的な権威」なんて呼ばれていますが、たんなる、「エロじじい」でもあります。
「すべての人間は、二面性を持った存在であり、誰もが、”善”と”悪”の両方の側面を持っている」
と、ドクター・ディマティーニは教えていますが、彼は、「超人」であるのと、まったく同じだけ、「たんなる普通のエロじじい」なんですね 笑
飛田貴生