自分を愛するディマティーニメソッドのやり方
自分を愛するための、ディマティーニ・メソッドを応用したワークのやり方を紹介します。
このワークは、クライアントとのセッションの中で、偶然に生まれたものです。
以前に、セミナーの受講生に、このワークをやってもらったところ、
たった15分ぐらいで、「私はもう十分に愛されている」ということに気づいた人たちが何人もいました。
このワークは、シンプルですが、とてもパワフルです。
深くワークに取り組みことで、
「自分がどれだけ愛されているか」に、気づくことができます。
ぜひ、時間を作ってワークしてみてください。
「愛と感謝」の涙が溢れ、ハートのあたりが温かくなるまで、ワークしましょう。
「愛されワーク」のやり方
Step1
あなたが、人から愛されたり、とても大切にされたのはいつですか?
目を閉じて、特定の瞬間(エピソード)に行きましょう?
それはいつですか?
場所は、どこですか?
Step2
その瞬間を心の目で見てください。
あなたが人から愛されたり、とても大切にされているのを見ていた人、またはそのことを間接的に聞いて知っていた人は誰ですか?
あなたが、人から愛されたり、大切にされていることを、見たり聞いたり知っている人たちのイニシャルを、書き出してください。
例えば、あなたが幼い頃に、おじいちゃんは、あなたの喜ぶ顔が見たくて、あなたを、デパートの屋上のゲームコーナーにつれていってくれたことがあったとしましょう。
その場合は、おじいちゃんが、あなたをゲームコーナーにつれていってくれたことを直接、見ていた人、
間接的に聞いて知っていた人のイニシャルをすべて書き出します。
もし、それを知っていた第三者(オブザーバー)がいない場合は、あなたと、あなたに愛情を与えた人、大切にした人のイニシャルだけ書き出します。
Step3
20~50のイニシャルを書き出しましょう。
あなたが人から愛されたり、とても大切にされた特定の瞬間(エピソード)を次々に思い出し、
それを直接、見ていた人、間接的に知っていた人のイニシャルを書き続けてください。
そのために、Step1と2を繰り返しましょう。
【POINT!】
・一度に複数の人があなたが人から愛されたり、大切にされたのを見ていた、または、知っていた場合は、すべての人のイニシャルを書きます。
・あなたが人から愛されたり、大切にされたのを1人の人が繰り返し何度も見ているというケースもあるでしょう。
その場合は、あなたが愛された瞬間をひとつ一つ順番に、思い出し、同じ人のイニシャルを何度も書くことができます。
ワークするときは、下記の質問を参考にしてください。
【質問】
・お父さんやお母さんがあなたを大切に思って何かをしてくれたのはいつでか?
そしてそれを見たり聞いたりして知っていたのは誰ですか?
・あなたの人生で、父親の役割をしてくれたのは誰ですか?
その人があなたを大切に思って何かをしてくれたのはいつでか?
そしてそれを見たり聞いたりして知っていたのは誰ですか?
・あなたの人生で、母親の役割をしてくれたのは誰ですか?
その人があなたを大切に思って何かをしてくれたのはいつでか?
そしてそれを見たり聞いたりして知っていたのは誰ですか?
・おじいちゃんやおばあちゃんがあなたを大切に思って何かをしてくれたのはいつですか?
そしてそれを見たり聞いたりして知っていたのは誰ですか?
・パートナー(恋人、結婚相手)があなたを大切に思って何かをしてくれたのはいつですか?
そしてそれを見たり聞いたりして知っていたのは誰です か?
・親戚のおじさんやおばさんがあなたを大切に思って何かをしてくれたのはいつですか?
そしてそれを見たり聞いたりして知っていたのは誰ですか?
・友達があなたを大切に思って何かをしてくれたのはいつですか?
そしてそれを見たり聞いたりして知っていたのは誰ですか?
Step4
あなたは、もうすでにたくさん愛され、大切にされていることがわかりましたか?
「自分は存在するだけで、愛される価値のある存在だ」と確信を持って言えますか?
答えが「はい」ならワークは完了です。
もし、そうでない場合は、あなたが愛され、大切にされた瞬間を見た人たちのイニシャルを書き続けましょう。