失敗しない 良いメンターの選び方

人生がうまくいく人と、うまくいかない人

自分の才能を活かして、
充実した人生を送っている人と、
そうじゃない人の違いって、何だろう?

って、ふと、思いました。

そもそも、
同じ人間なんだから、個人の能力に
たいした違いなんて、ないはずなのに、

人によって、雲泥の差が出てしまうのは、
なぜだろう?

何が大きな違いを生み出しているのだろう?

そうしたら、かつて、ゴミ屋敷、同然の部屋に
住んでいた頃の、自分を思い出したんです。

ポテトチップの袋やら、
サトウのごはんの白い容器やら、

大五郎4リットルの空のペットボトルやらが
床一面を覆い尽くしていたあの頃。

自分は、一人より劣った無価値な存在だって、
信じて疑わず、何の取り柄もなく、

ただ、せどり(古本の転売)をやって、
毎日を、無為に過ごしていた、あの頃。

彼女も、友達もいなくて孤独だったあの頃。

あの、”ダメ人間まっしぐら”だった私が、
気がついたら、まったく、違う人生を
生きるようになっていた。

私の人生の転換点は、どこだろう?

何が、大きな違いを生み出したのだろう?

って、考えたんです。

そうしたら、人生の転換点は、
メンター(師匠)と出会ったことだと、
気づきました。

私の人生が変わったのは、

[アラン・コーエンさん]
[Dr.ジョン・ディマティーニ]
[Dr.デニース・ナドラー]

という、3人のメンターと出会い、
充実した素晴らしい人生を生きるための、
知恵を、伝授してもらったから。

メンター(師匠)とは

メンターとは、先生のことです。

先生は、”私の先を生きている人”。

先を生きているから、知識や、情報、技術
といった、知恵を、たくさん持っている。

そうした
”先人の知恵”を、自分の人生に取り入れると、

独学で生きるのに、比べて、圧倒的に、
スムーズに、うまく行くようになるんですよ。

ちなみに、メンター(先生)にも、
メンターがいます。

アランの先生は、
ラムダスさんやヒルダさんという人。

ラムダスさんは、世界的に著名な覚者で、
アップルのスティーブ・ジョブズに

多大な影響を与えた、『ビー・ヒア・ナウ』
という本の著者として知られています。

幻覚剤「マジックマッシュルーム」研究の、
先駆者としても、有名な人です。

Dr.ディマティーニの先生は、
ポール・ブラッグさん。

ディマティーニさんは、17才のときに、
当時93才だった「ヨギ」(ヨガマスター)の

ブラッグ先生と出会って、
人生が劇的に、変わったんです。

知恵の松明

素晴らしい人生を生きるための知恵
(知識、情報、ノウハウ、スキル)というのは
師から弟子へと時代を超えて継承される。

これを、
「知恵の松明」(たいまつ)と言います。

実は、充実した人生を送っている人と、
そうじゃない人の違いは、

「知恵の松明」を受け取っているか、
いないかの、違いなんです。

「知恵の松明」を受け取っている人は、
先生(先人)の知恵を、自分の人生に
取り入れて生きています。

偉大な人というのは、先人から、
偉大な知恵を継承した人なんですよ。

ソフトバンクの孫さんのメンター

例えば、
ソフトバンクの、孫正義さんは16才のときに、
藤田田(ふじた・でん)さんの

著書『ユダヤの商法』という本を読んで感銘を
受けたそうなんです。

藤田田さんは、
日本マクドナルドや日本トイザらスの創業者で
”銀座のユダヤ人”と呼ばれた実業家です。

田さんの、ビジネスのメンターは、
ユダヤ人だからそう呼ばれていたんだそうです。

孫さんは、アポなしで、田さんに会いにいって
アドバスを受けたそうなんですよ。

それで、

「これからの時代は、コンピューターだから、アメリカに行って、コンピューターの勉強をするといいよ」

って、田さんに、言われたんですって。

孫さんは、それを、素直に、実行した。

それで、今に至るわけなんですね。

きっと、孫さんは、田さんを通じて
「ユダヤ人大富豪」が、代々、継承している、
「知恵の松明」を受け取ったのでしょう。

メンターがいないデメリット

一方、メンターを持たずに、
「知恵の松明」を受け取っていない人は、
自分の人生を独学で生きています。

そうした人は、知識も、情報も、ノウハウも、
スキルも、圧倒的に不足している。

人生に起きる、さまざまな困難やトラブルに
対処する知恵も、方法も、持っていない。

だから、目の前の現実に圧倒されて、
為す術なく、その場で立ち尽くしてしまう。

ゴミ屋敷の住人だった、かつての私が、
まさにそうでした。

これって、超絶難易度の謎解きと言われた
ファミコンソフトの『たけしの挑戦状』を、

攻略本なしで、自力でクリアしようとする
ようなものです。

私が子供の頃に遊んでいたゲームは、
とにかく難易度が高かったんですよ。

「ウィザードリィ」しかり、
「ザナドゥ」しかり「ハイドライド」しかり。

だから、ゲームをクリアするには、
”攻略本”が欠かせませんでした。

私たちが今、遊んでいる”人生ゲーム”は、
とにかく、むちゃくちゃに、難易度が
高いじゃないですか。

『たけしの挑戦状』をはるかにしのぐ、
難しさですよ。

そんなの、”無理ゲー”じゃないですか。

だから、
充実した素晴らしい人生を生きるためには
”攻略本”が、絶対的に、欠かせないんです。

世の中には、”人生ゲーム”を楽しむための、
攻略本が存在していて、それが時代を超えて、
脈々と、受け継がれている。

その攻略本を持っていて伝授してくれるのが、
メンター(師匠)という、存在なんです。

良いメンターの選び方

じゃあ、どういう人を、
メンターに選ぶといいのでしょうか?

個人的なオススメは、
あなたが成功したい分野、夢を叶えたい分野で

圧倒的に、優れている人、傑出している人、
世界NO.1の人です。

中途半端な人は、
やめておいた方がいいと思うんです。

突き抜けた人がいいと思うんですよ。

そういう人は、突き抜けた知恵を、
あなたに、授けてくれるから。

私の場合、それが、人間行動学の世界的権威の
Dr.ジョン・ディマティーニと、

世界的なスピリチュアルマスターの
アラン・コーエンさんと、

ディマティーニ・メソッドの
世界NO.1ファシリテーターの
Dr.デニース・ナドラーの、3人だったんです。

ちなみに、デニース先生は、
世界でいちばんディマティーニ・メソッドの
ファシリテートがうまい人。

私の見立てでは、
開発者のDr.ディマティーニより、
デニース先生の方がファシリテートが
うまいと思う。

だから、私は、デニース先生のやり方を、
完全コピーしたんですよ。

デニース先生がファシリテートしている
デモをこっそり録音して、

それを、何度も、何度も、繰り返し、聞いて、
”デニース式ディマティーニ・メソッド”を、
完コピした。

そうしたら、
「飛田さんはディマティーニメソッドの天才だ」
って、呼ばれるようになったんですよ。

あ、べつに私、
あなたに、自慢したいわけじゃないんです。

私がスゴいんじゃなくて、
私の先生がスゴいんだって、
言いたいだけなんです。

すごい先生の知恵や技術をコピーすれば、
スゴくなるに決まってるじゃないですか。

だから、
スゴい先生から教わるのがめちゃ大事なんです。

良いメンティーになる方法

最後に、メンターから教わるときの、
とっておきの秘訣を紹介します。

先生(メンター)は、
教えることが大好きな人種です。

だから、彼らは、学ぶ意欲の高い生徒
(メンティー)が大好きなんですよ。

先生は、そういう生徒を、特別扱いするんです。

学ぶ意欲の高い生徒というのは、

セミナーや講演会は、毎回参加の皆勤賞だし

会場では、いつもイチバン前に座るし、

そのために、イチバン早く行く会場に行くし、

セミナー中に、イチバン最初に質問するし

積極的に、何度も、質問するし、

(けど、空気を読まずに、他の人の質問の
機会を奪うほど、独占してはダメです)

体験のシェアも、積極的にするし、

先生が、知恵を授けてくれることに感謝するし

先生に直接、感謝の気持ちを伝える

と、いうことをします。

あと、講義中は
「先生の話、聞いてますよ!」という
ボディランゲージを明確に示すことも大事です。

自分が講師の立場になって気づいたんですけど
前で話していると、受講生がどんな態度で、
話を聞いているのか、明確に見えるんですよ。

受講生は、自分が先生を見る立場だから、
自分が先生に見られている自覚がありません。

けれど、前に立って話すと、
受講生のことがすごくよく見えるんです。

つまり、先生は、生徒のことをとてもよく見て
観察しているということです。

「あの人、アクビしてつまらなそうだな」とか

「あの人、笑顔でうなずきながら、
聞いてくれてるな」とか、

”先生から、生徒は、丸見え”なんですよ。

だから、
先生から見られていることを、意識して、

「あなたの話、ちゃんと聞いていますよ」

って、ボディーランゲージで示すことが
大切なんです。

すると、
先生は、そういう学ぶ意欲の高い生徒を、
特別扱いし始めるんです。

先生が、生徒を平等に扱うと思ったら、
大間違いです。

先生も、人間だから、
好きな生徒(=学ぶ意欲の高い生徒)には
贔屓をするんです。

実際、私は、
アラン・コーエンさんと、デニース先生に、
上に書いたすべてを、やったんですが、

そのおかげで、めちゃめちゃ可愛がって
もらえました。

自分で言うのなんですが、
私、アランさんからも、デニース先生からも、
すっごく、好かれていましたもん。

先生のお気に入りの生徒になれたら
しめたものです!

先生は、そういう生徒に、
自分の持っている知恵や、スキルを、
全身全霊で教えようとするから。

つまり、先生から、「知恵の松明」を
受け取ることができるですよ。

実際、私は、アランと、デニース先生から、
たくさんの素晴らしい知恵やスキルを、
授かることができたんです。

そのおかげで、
かつてとは、比べものにならないほど、

充実した、素晴らしい人生を
生きられるようになったんですよ。

あなたにも、素晴らしいメンターとの
出会いが訪れますように。

今日のお話が少しでも、
あなたの役に立てば、嬉しです。

「人が知らないことを知っていることには、
とても大きな価値があります。」
ーDr.デニース・ナドラー

追伸:

孫正義さんに影響を与えた
『ユダヤの商法』(藤田田著)は、

以前は、絶版で、お宝本でしたが、
(定価数百円が、一時、Amazonやアフオクで、
8,000円前後で取引されていました)

今は、復刊して、定価で購入できます。

ビジネス書として、今読んでも、すごく役に立つ、面白い本です。

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