ドクター・ディマティーニと知恵の合流
すんごく、久しぶりに、
Dr.ジョン・ディマティーニが講師をする、
ブレイクスルー・エクスペリエンスに、
ファシリテーターとして、参加してきました。
Dr.ディマティーニの、アシスタントして、
参加者のディマティーニ・メソッドのワークの
お手伝いをすることが、主なお役目です。
セミナーの1日目は、Dr.ディマティーニが、
ディマティーニメソッドのベースになっている
原理や、法則について、レクチャーをします。
ディマティーニメソッドの原理は、
全部で、32あるんですが、これがもう、
本当に難解で、意味不明なんですよ・・・。
Dr.ディマティーニは、こんな板書をしながら
ディマティーニ・メソッドの原理について
講義していくんですが、
通訳の人も、わからない言葉があったり、
ほとんどの人が話についていけないんですよ。
私は、もう何十回もこの話を聞いているから、
だいぶ、理解できるようになったけれど、
初めて聞いた人で、Dr.ディマティーニの、
話を理解できる人なんてまずいないでしょう。
だからもし、今回、(または過去に)
高額の参加費を支払ったのに、
「Dr.ディマティーニの話が、
全く理解できなかった・・・」
と、へこんでいる人がいたとしても、
どうか、安心してください。
みんな、あなたと、同じですよ 笑
そういう私も、最初は、もう、本当に
チンプンカンプンでした。
Dr.ディマティーニは、
「現代の哲人」や「知の巨人」と呼ばれる、
超天才です。
「ディマティーニは、
1000年後に、プラトンや、ソクラテス、
アリストテレスらと並ぶ、
偉大な哲学者として、歴史に名を残すだろう」
なんて言う人もいるぐらい。
よく考えたら、そんな人の話が、
わかりやすくて、簡単に理解できるわけ
ないじゃないですか。
例えるなら、幼稚園児が、
大学の先生が教える、量子物理学の講義を、
聞きにいくようなもんです。
そもそも、理解できる方が、おかしいんです。
あ、幼稚園児が悪いと、
言いたいわけじゃないですよ。
誰だって、最初は、無知なんですから。
ディマティーニさんだって、
師匠のポール・ブラック先生に出会った
17歳のときは、無知な幼稚園児だったんです。
そう、みんな最初は、幼稚園児なんです。
だから、私たちファシリテーターも、
Dr.ディマティーニから、10年以上、
学び続けているんです。
そうやって、
小学校、中学校、高校と、進学していった。
そういうプロセスを経て、
大学の先生の講義が理解できるように
なってきたんですよ。
まあ、これは、比喩ですけど。
そうそう、これを書いていて、
私の、メンターのデニース・アドラー先生が
言っていたことを、思い出しました。
デニース先生は、ディマティーニ・メソッドの
世界NO.1ファシリテーターです。
そのデニース先生が前にこう言っていたんです。
「Dr.ディマティーニの教えていることは、
難しくて、わかりにくいことが多いから、
私は、それを、誰にでもわかるように、
噛み砕いて、教えてあげたいの。
それが、私たちファシリテーターの
役割だと思うのよ。」
と。
私、今回、久しぶりに
ブレイクスルー・エクスペリエンスに参加して
自分の役割を思い出しました。
それは、
”Dr.ディマティーニと受講生の、
ギャップを埋める存在になる”ことです。
デニース先生が言うように、
ディマティーニの英知を誰にでもわかるように
噛み砕いて、教えてあげることが、
私の、一つのお役目です。
もう一つ、ディマティーニ・メソッドで、
愛と感謝の悟りの境地である、
ブレイクスルーを体験できるように、
Dr.ディマティーニに代わって、
お手伝いすることも、私のお役目です。
一言で言うなら、私の役割は、
”ミディアム(仲介人、媒介)”
です。
仲介人として、Dr.ディマティーニと、
一般の受講生の、真ん中に入り、
両者を結びつけるのが、私のしていること。
知の巨人、Dr.ディマティーニは、
量子物理学、神経学、人間行動学、数学、
天文学、心理学、生理学、形而上学、
神学、哲学など、数多くの学問分野で、
29,000冊以上の文献を、50年間、研究し、
歴史上の数百人に上る賢人たちのマインドを
自身のマインドに、”集合知”として、
統合しようとしている。
これを、Dr.ディマティーニは、
”知恵の合流”(Concourse of Wisdom)
と呼びます。
つまり、
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Dr.ディマティーニの教えは、
人類の英知の結集(マスターマインド)である
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ということ。
ソクラテスや、プラトン、アリストテレス、
ライプニッツ、フロイト、ユング、
アインシュタイン、マックス・プランク、
フリーマン・ダイソンなどなど、
古今東西の賢人たちの、英知の結集を、
私たちは、Dr.ディマティーニを通じて学び
自分の人生に取り入れることで、
より充実した素晴らしい人生を
生きられるようになります。
けれど、そうした、英知(Wisdom)は、
難しくて、わかりにくいことが多いんですよ。
だから、私は、仲介人として、
それらを、一人でも多くの日本の人たちに、
直感的に理解できる言葉(ときには、非言語)
で、伝えていきたいと思うんです。
もちろん、私自身がまだまだ、
理解できてないことの方が多いから、
その役割をすることで、私はもっと、
学び成長することができます。
そんなわけで、今後も、
”ディマティーニの英知を伝える仲介人”
としての活動を、続けていきたいと思います。
飛田貴生