エモーショナルチャージ 感情には重さがある
ディマティーニ・メソッドでは、
「強い感情」を扱います。
強い感情には、
「怒り」「恐れ」「嫌悪感」「恨み」「憤り」
「悲しみ」といったネガティブな感情と、
「あこがれ」「崇拝」「尊敬」「魅了される」
「惹きつけられる」といった
ポジティブな感情の2種類があります。
特に強い感情のことを、
エモーショナルチャージ(感情的重荷)
と呼びます。
感情には2つの性質があります。
1つ目は「感情」(E-motion)は
「揺れ動く、エネルギーである」
ということです。
アルベルト・アインシュタインの、
もっとも有名な数式である「e=mc2」は、
エネルギーと、その質量(重さ)は、
等価(同じ)であり、エネルギーは物質に、
変換が可能であることを示しています。
つまり、目に見えない感情という
揺れ動くエネルギーには、重さがあり、
目に見える物質に変換が可能である
ということです。
2つ目の性質は、
「感情」には、マイナスの電気が充電
(チャージ)されたものと、
プラスの電気が充電されたものがある
ということです。
マイナスの電気が充電されたものが
「怒り」「恐れ」「嫌悪感」などの
ネガティブな感情、
プラスの電気が充電されたものが
「崇拝」「あこがれ」「魅了される」などの
ポジティブな感情です。
この2つの性質から、特に強い感情というのは
それが、ポジティブなものであっても
ネガティブなものであっても、
物質的にとても重たいことがわかります。
つまり、あなたが誰かに強い
「怒り」「恐れ」「嫌悪感」といった、
ネガティブな感情を感じているときや、
あなたが誰かに強い「あこがれ」や「崇拝」
「魅了される」といった、ポジティブな感情を
感じているときには、
感情的な重荷(エモーショナルチャージ)を、
物理的に、背負っているということです。
そうした、感情的な重荷は、
それがネガティブでも、ポジティブでも、
無意識のうちに、あなたの人生を制限し、
コントロールしてしまいます。
ディマティーニ・メソッドのワークを
適切に完了させることで、
ネガティブ感情(マイナスのチャージ)と
ポジティブ感情(プラスのチャージ)を
ぶつけて、「愛と感謝」のエネルギー
(光、±0、ニュートラル)に
変容させることができます。
これは、量子物理学の「対消滅」
(ついしょうめつ) と呼ばれる現象です。
「粒子」(プラスの電気を帯びた素粒子)と
「反粒子」(マイナスの電気を帯びた素粒子)
がぶつかると、2つの粒子が消滅して
光に変わるというもの。
つまり、マイナスとプラスがぶつかると、
光になるということです。
これが、ディマティーニメソッドの
基本となる原理です。
多くの人が、ディマティーニ・メソッドで
ブレイクスルーを体験したときに、
「軽くなる、重さを感じない」という
感覚になるのは、
「質量のある感情」(エモーショナルチャージ)
が、「質量のない光」に変換されるからです。
ディマティーニ・メソッドで、
特に強い感情を明確にするのは、
より大きな光を生み出すためです。
「エネルギーと、その質量は、等価であり、
エネルギーは物質に、変換が可能である」という、
物理法則を思い出してください。
あなたが、
他者や、自分に、感じている強い感情は、
ネガティブなものであっても、
ポジティブなものであっても、
それが強ければ強いほど、
より大きな愛と感謝に変換することが
可能なのです。
ディマティーニ・メソッドで、
より大きなエモーショナルチャージを
解消することで、
あなたは、自分を縛り付け、制限している、
見えない鎖から、自由になることができます。
今日の、お話が少しでも
あなたの役に立つと、嬉しいです。
飛田貴生