アラン・コーエンの教え セミナーで人生が変わる人と変わらない人の違い
こんにちは、飛田貴生です。
5年前のことです。
私はアメリカのベストセラー作家で、セミナーリーダーのアラン・コーエンのセミナーに参加していました。
その中で、「ハートを開いて、自分の本心を伝える」というワークがありました。
そして、そのワークが終わった直後から、急に体が軽くなったのを感じました。
翌朝、ベッドの中で目覚めた私は、ある体の異変に気が付きました。
7年近くわずらっていた関節リウマチの痛みが消えてなくなっていたのです。
リウマチのために、鎮痛剤がないとまともに生活できないような状態だったのですが、
それがまったくなくなってしまっていました。本当に不思議でした。
そして、リウマチの痛みが解消されたのは、アランのセミナーで行ったワークによるものだと、私には分かりました。
1年後、私は再びアラン・コーエンのセミナーに参加していました。
その中で、アランにリウマチの痛みがなくなったことを伝えて、あなたに本当に感謝していますとお礼を言いました。
すると、アランはこんな風に言いました。
「まず、私に感謝してくださったことに感謝します。
しかし、私はあなたの代わりに、”癒やされるという決断”をしてあげることはできませんでした。
自分を癒やすと決断して、そうしたのはあなた自身なのです。
その決断をあなたの代わりにできる人はいません。
ですからどうか、自分を癒やすという決断をしたご自分に感謝してください。」
と・・・。
当時の私には、なぜアランがこのように答えたのか、正直、意味が理解できませんでした。
その後、私は、自分自身がセミナーや個人セッションを提供する立場になりました。
アランにしてもらったことを、他の人にもしてあげあれるようになりたいという一心で、自分の技術を磨き続けてきました。
その間に、セミナーや個人セッションで、延べ300人以上の方たちの癒やしに関わってきました。
その中には、最初にお会いしたときとは別人のようになって、人生を大きく変えられた方もいれば、
まったく何のお役に立てなかった方もいました。
そして、役に立てなかったときは、そのことで自分を責めていました・・・。」
そんなことを4年間繰り返してきて、最近になってやっと、あのときのアランの言葉の意味が分かったのです。
私には人の人生を変える力などなかった
のです。
でも、いままでそれができるとずっと信じていました・・・
セミナーや個人セッションを通じて、たくさんの人たちと関わるうちに、
ブレイクスルーや癒やしの体験をして、大きく変られる方と、そうでない方にはある共通点があることが分かりました。
劇的な体験をされる人は、自らの意思で人生を変えることを選択し、自分を癒やすことを人任せにしません。
一方、ブレイクスルーや癒やしの体験まで至らない方は、セミナーやセッションが自分を変えてくれると信じています。
そして、自分の人生を変えることを人にゆだねてしまいます。
でも、真実は、アランの言う通りなのです。
自分を癒やし、そして変えることができるのは、世界中で自分だけしかいません
しかし、私たちは、高額なセミナーや、著名なセミナー講師の人たち、ドクター・ディマティーニのようなマスターと呼ばれ存在が、自分の人生を変えてくれると錯覚してしまいがちです。
でも、本当は、彼らにはそんな力はないのです・・・
このブログをお読みいただいている人の中には、
もしかしたら、今あなたは、高額なセミナーやプログラムに参加するかどうか考えているところかもしれません。
それらのプログラムはきっと、人生をよりよくするために役立つものだと思います。
でも、どんなに優れたものであったとしても、所詮は道具に過ぎません。
いちばん大切なのは、自らの意思で人生を変えることを選択することなのです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
飛田 貴生