罪と償いの法則

罪と償いの法則

恥、罪悪感と、自己犠牲の関係性について、
私見たっぷりにお話したいと思います

うちの母は、
私が幼い頃に、外で忙しく働いていて、
家を空けることが、すごく、多かったんです。

小学校の頃に、母と一緒に晩御飯を食べた記憶
というのが、ほとんどありません。

母は、自分のお店を持つのが夢で、毎日、
パートで働きながら、お金を貯めていました。

その後、
念願かなって、母は、小料理屋を出しました。

お店をはじめてからも、すごく忙しくて、
母は私と、妹が幼いときに、ほとんど、
家にいなかったんです。

母は、そのことで、ずっと長い間、
強い、罪悪感を感じていたみたいです。

「子供が小さいときに、そばに、
一緒にいてあげることができなかった。
子供に、すごく寂しい思いをさせてしまった。」

と。

小料理屋を引退し後は、一転して、成人した子供
(特に私の方)に、過干渉になりました。

母は知らない間に、一人暮らしの私の部屋の
合カギをつくっていました。

あるとき、家に帰ったら、キッチンに
見覚えのない大型冷蔵庫がドンとおいてあって

その中に、煮物とか、卵焼きとか、天ぷらとか
冷凍食品とか、大量の食料がパンパンに
詰まっていたんです・・・。

あと、母はよく私の留守中に、
たまった洗濯物を洗濯しに来ました。

私の部屋に、泊まりに来ていた当時の彼女が、
私の留守中に、不意打ちでやって来た母と、

遭遇してしまう事故が起きたこともあります 笑

当時は、気づいていなかったんですが、
母の、そういった私への献身(というか執着)は

小さい頃に、私と一緒にいなかったことへの
母なりの、”つぐない”だったのでしょう。

母は、過去の自分の行動を後悔していて、
私に、強い罪悪感を持っていたから、

昔できなかったことを、無意識のうちに
”罪ほろぼし”として、やっていたんです。

人は過去に自分がしたこと・しなかったことに
強い罪悪感や恥を持っていると、無意識に、
その罪を償おうとします。

私はこれを「罪と償いの法則」と呼んでいます。

なぜ、自己犠牲してしまうのか?

実は、私自身にも、思い当たることがあります。

私は若い頃に
テレアポ営業の仕事をしていたことがあるんです。

20代の女性をお店に勧誘して、
50〜100万円のジュエリー(宝飾品)を、
60回払いの5年ローンでセールスする仕事です。

当時の私は、茶髪のロン毛で、
ホストみたいな感じだったんです。

それで、”デート商法”みたいなやり方で、
若い女性たちにジュエリーを売っていました。

この仕事をしているときも、辞めた後も、
高額なジュエリーを若い女性たちに、
セールスしていたことに、ずっと罪悪感を
持っていました。

それで、何十年も、自分のしたことを、
後悔して、自分を責め続けていたんです。

その後、私は、ディマティーニ・メソッドと
出会って、個人セッションと、セミナーの
仕事をはじめました。

奇しくも、クライアントのほとんどが、
ジュエリーの勧誘セールスで、
対象にしていた人たちと、同年代の女性でした。

だから私、かつての営業マン時代のお客さんを
思い起こさせる、女性のクライアントたちに、
無意識に”罪のつぐない”をするようになったん
です。

昔の罪悪感の、埋め合わせをするみたいに、
女性クライアントに、過剰にサービスをしたり、

ときには、無料で個人セッションをしたことも
あります。

個人セッションで思うような結果が出ないときは
返金することもありました。

こうした自己犠牲的な傾向は、
かつての勧誘セールスで、女性のお客さんたちに

感じていた罪悪感からくる、”つぐない”だった
んです。

人は過去に自分がしたこと・しなかったことに
強い罪悪感や恥を持っていると、
無意識に、バランスを取ろうとします。

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だから、強い罪悪感や、恥を持っている人ほど
”つぐない”として、他人のために、

自分の時間や、エネルギー、お金を、
明け渡してしまいます。
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エネルギー・ヴァンパイア

世の中には、人から何かをタダで貰うのが
当然と思っている人たちがいます。

私の先生のアラン・コーエンさんは、
人から時間やエネルギーを奪っていく人たち
のことを「エネルギー・ヴァンパイア」と
呼んでいました。

大きな罪悪感や恥を持っている人は、
そういう人たちの”餌食”になってしまうんです。

実際、以前の私は、
よく、ちゅ〜ちゅ〜吸われていたんです 汗;

成功哲学の第一人者で、『思考は現実化する』
の著者の、ナポレオン・ヒル博士も、

罪悪感や恥が、経済的な富を得ることのいちばんの妨げになっている

と、言っています。

強い罪悪感や恥を持っていると、
自分の顔をちぎって人に食べさせるアンパンマン
みたいに、自分の身を削ってしまうんです。

アンパンマンは、ジャムおじさんが、すぐに、
代わりの顔を焼いてくれるからいいけど・・・。

つい無意識に、
自分よりも他人を優先したり、タダで人に
モノや時間、エネルギーをあげてしまう、

自己犠牲の傾向がある人は、大きな罪悪感や
恥を持っていることが、少なくありません。

つまり、罪悪感や恥が、無意識に私たちはの
人生を、コントロールしているということです。

厄介なのは、罪悪感や恥というのは、
私たちが、もっとも見たいない、直面したくない
感情であるがゆえに、

普段は、無意識の底の方に、封印(=抑圧)
していてそれに気づけないことです。

だから、罪悪感や恥をずっと持ち続け、
人を優先して自己犠牲するパターンから、
抜け出すことができなくなっているんです。

以前の、私がまさに、そうだったんです・・・。

罪悪感を解消するディマティーニメソッド

けれど、私は、あるとき、
ディマティーニ・メソッドに、出会いました。

それで、片っ端から、メソッドで、
過去の罪悪感や、恥を、解消していったんです。

真っ先に取り組んだのは、
”勧誘セールスの罪悪感”です。

高額なジュエリーを、ローンで販売したことの、
女性たちのメリットをどんどん見ていきました。

すると、私の行動は女性たちに、デメリットと
まったく同じだけのメリットを、与えていたと
気づいたんです。

私は、「お客さんの大切なお金を奪った」と
思っていたけれど、

本当は「お金では買えない宝物を与えていた」
ことに、気づいたんです。

その瞬間、何十年も、持ち続けていた
罪悪感が、すっと消えてなくなりました。

以前は、勧誘セールスをしていたことは、
人に絶対知られたくない、”黒歴史”だっだのに

ディマティーニ・メソッドで罪悪感を解消した
おかげで、今は、こうやって、オープンに話す
ことができます。

それは、私が、どんな自分もあるがままに、
受けいられらるようになった証拠です。

それ以降はタダで個人セッションをすることも
受講料を返金することも、しなくなりました。

きちんと、自分のサービスに、見合う対価を
受け取れるようになったんです。

エネルギー・ヴァンパイアも、
スルーできるようになりました。

そして、
ディマティーニ・メソッドで、自分自身の
罪悪感や恥を、繰り返し解消しているうちに、

いつの間にか、私は、罪悪感や恥を解消する、
スペシャリストになっていました。

罪悪感や恥をディマティーニ・メソッドで
解消した、自分自身の体験から、

クライアントが持っている罪悪感や、恥を、
解消するサポートをするようになったんです。

あるがままの自分を愛する

以前に、「強盗」の罪で懲役に行った過去がある
男性が私の個人セッションに来てくれたことが
あります。

彼は、懲役で(社会的な意味においての)
罪をつぐないました。

けれど、罪をつぐなったあとも、
彼は強盗したことへの罪悪感と恥を持ち続け、

「お前なんて、クソだ、死ね!」と
”自己憎悪”の言葉を、自分に、言い続けて
いたんです。

そこで、ディマティーニ・メソッドを使って、
強盗したことの、罪悪感を解消していきました。

高額なお金を奪ったことの、相手のメリットを、
どんどん見ていきました。

すると、その男性は、(強盗した)相手に、
デメリットと、まったく同じだけの、メリットを
与えていたことに、気づきました。

男性は、「相手から、高額なお金を奪った」と
思い込んでいたけれど、

本当は、「お金には変えられない、
かけがえのない宝物を与えていた」ことに、
気づいたんです。

ワークする前は、自分が加害者で、
相手が被害者だと、思っていたけれど、

”泥棒というやり方”で(被害者だと思っていた)
おじいさんと、おばあさんを助けていたことに
気づいたんです。

その瞬間、彼は人生ではじめて、
自分自身に愛と感謝を、感じました。

私が何をしても、しなくても、私は、愛される価値のある存在だ

という、Dr.ディマティーニの言葉が本当だと、
わかったんです。

ずっと長い間、持ち続けていた、彼の罪悪感と、
自己憎悪は、すっと消えていきました。

他にも、違法な薬物を使用した罪悪感や、
不倫した罪悪感、職場で横領した罪悪感、

風俗の仕事をした罪悪感、宗教にハマり
親に多額の経済的負担をかけた罪悪感など、

様々な罪悪感や恥をディマティーニメソッドで
解消する、サポートをしました。

もちろん、私には、反社会的な行為を、
肯定する意図など、まったく、ありません。

私は、ただ、シンプルに、
「どんな自分も、あるがままに受け入れ、
愛せるようになること」を、
サポートしたいだけです。

「自分を愛すること」に、関して、
ディマティーニメソッドは世界最高の方法です。

どんな罪悪感や恥も、自分自身への愛と感謝に
変えることができる方法が、

ディマティーニ・メソッドの他に、
世界中を探して、見つかるでしょうか?

もし、他にそういうものがあるなら、
私に教えてほしいです。

けれど、今までそんなものは見たことも、
聞いたこともなりません。

もちろん、それが、
簡単に、できるとは、言いません。

もっとも見たいない”自分自身のダークサイド”と
直面する勇気と、できるまで、根気強く、
ワークに取り組む、努力は、必要になるでしょう。

けれど、ディマティーニ・メソッドを使えば
他の方法で、何年、何十年かかっても、

決して解消できない、罪悪感や恥を、解消し、
”どんな自分も愛することができるようになる”
ことは、可能なんです。

ディマティーニ・メソッドは、人間行動学の
世界的権威の、Dr.ジョン・ディマティーニが

45年以上の研究によって開発した、
”自分を愛するための、科学的メソッドす。

ディマティーニ・メソッドで、長年、
持ち続けていた罪悪感から自由になった人の
セミナー参加者の体験談を、紹介します。

ディマティーニメソッド体験談

Q1.ディマティーニメソッドを受ける前、どんな悩みや課題をお持ちでしたか?

祖母への罪悪感、収入・貯金低い、
仕事に就けるスキルない、職歴・学歴がない、
若くない、才能を活かしてない、

やりたいことがわからない、
自分の人生を生きていない、
自分には誇れるものが何もない。

常に自分を否定する言葉吐く、自信がない、
女性に好意を伝えられない、
変なプライドだけはもっている。

体型、慢性的な膝の痛み、他たくさん。

Q2.その悩みや課題を解消するために、今までどんなことをしてきましたか?

カウンセリング、自己啓発、
仏教・心理の本、NLP、など。

Q3.ディマティーニメソッドを体験して、どんな気づきや変化がありましたか?

・自分に対する認識が一変して、
自己否定の檻の中から抜け出せた。

・”どんな自分も愛に値する存在”
ということが心で理解できた。

・自分には誇れるものが”ない”
と思っていたものが、”ある”と気づけた。

・欲しかったものは最初から
持っていたことに気づいて笑えた。

・小説アルケミストみたいに、
宝は冒険のスタート地点に眠っていた。

・18年前、高校3年生のときにすでに
人生の責任は果たしていた。

・自分はすごく勇気がある人間だった。

・内側の欠乏が満たされたので、
外側の何かで埋めたい気持ちがない。

・金、スキル、学歴、職歴などなくても、
自分と人の価値は揺るがない。

・外側の声がすごくうるさく聞こえる。
登録していたyoutubeやメルマガも多くを解除。

・生まれてきた使命を果たした気持ちで
脱力してる。そして余生を生きてる感覚。

・雑音がない。心が空っぽ。なぜか不思議と
目の前のこと(仕事などに)集中できる。

・社会の底辺でもいいかなと思える。
以前ならやりたくなかったことも
別にやってもいいかなと。

・やりたいと思っていたカウンセラーも
どっちでもいい。

・自分は変わらなくていいと思えると、
人を変えたい気持ちも起こらない。

・趣味、娯楽を楽しむ許可出せる。

・自傷行為(自分自身に向けての暴言)減った。

・セミナーの翌朝、非局所性を体験できた。

・ずっと治らない膝の痛みが、
今回のブレイクスルーに役立っていたことに
気づいて感謝の涙

・喧嘩ばかりで離婚した方がいいと思っていた
両親が、実はベストカップルなんじゃと
思えてきた。

・この18年間の出来事は、ブレイクスルー
させるための試練と支援だったのかも。

今回、グループ向けDMセミナーに参加したから
ブレイクスルーしたんだと思います。

自分の感情はとても寂しがっていました。

18年間、祖母を助けなかったことを
誰にも話さなかったからです。

カウンセラーさんにも言いませんでした。

初めて話したのはBTEの事前説明会の
C面募集のときです。

だから
この思いを誰かに聞いて受け止めてもらい、
心の底から癒やされるのを望んでいました。

参加者のみなさんはベストメンバーでした!

最後のチェアワークまで見届けてもらえました。

みなさんとは不思議な縁と連帯感を感じます。

Tさんが翌日ブレイクスルーしたことを聞いて、
自分のことのように嬉しかったです。

あの舞台を提供していただき
ありがとうございます。(自分も翌々日に
A面ブレイクスルーできました。)

セミナーから少し時間が経って、この体験が
今後の苦しみの原因になるかもしれないと
身構えてます。

ディマティーニが飛田さんをブレイクスルー
させた後のように、思いも寄らない方に
連れて行ってしまうかもしれません。

実際、苦しみから抜け出せて舞い上がった
心を戒める出来事もありました。

これから何が起こるか
(または何も起こらないか)分かりませんが、
まずは感謝の言葉を言わせてください。

ありがとうございました。

H.Fさま 30代/男性 農業
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ディマティーニ・メソッドは、
自分を愛せなかった私が、人生をかけて、
見つけ出した、方法論です。

私には、この方法がすごく役に立ちました。

もちろん、すべての人に有効な方法であるかは
わかりません。

けれど、試してみる価値はあると思うんです。

今日の記事は、
個人セッションで、何十年も、持ち続けていた、
罪悪感を解消したクライアントに、
インスピレーションを受けて書きました。

飛田貴生

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