シンクロニシティ(共時性)の法則
以前に、大きなイベントの運営に関わっていたことがあります。
私は、その中で、メンバーをまとめる仕切り役をしていました。
イベント運営を進めていくうちに、考え方の違いから協力してくれない人たちが出てきました。
協力してくれないどころか、イベント運営を邪魔しているとさえ、感じることがありました。
私は、協力せずに邪魔するその人たちにとても強い怒りを感じました。
でも、一旦、冷静になって、ディマティーニ・メソッドの質問を、自分に投げかけてみました。
「今、この瞬間に、まったく正反対に、私に協力して助けてくれている人は誰か?」
メンバーの一人が、「僕は飛田さんの味方だよ」と言ってくれていたことを、思い出しました。
当日の彼女(現在の奥さん)も「私はあなたの味方よ」と言ってくれていました。
無償でセミナーの撮影を申し出てくれた友達の存在も、思い出しました。
新しいメンバーが加入して、私を前面的にバックアップしてくれていることにも気づきました。
友達から、Facebookメッセンジャーで、励ましの言葉が来ていたことも、思い出しました。
実家に帰ったときに、両親が「応援しているからしっかり頑張りなさい」と言ってくれていたのも、思い出しました。
私は協力してくれない人ばかり意識を向けて、協力してくれる人たちの存在がまったく、見えなくなっていただけだったんです。
認識を広げて、今、自分に協力してくれている人たちを探し始めた途端に、邪魔する人とまったく、同じレベルで、協力してくれる人が存在していることに、気づきました。
私たちの住むこの宇宙には目には見えない隠れた秩序と知性である、「神の秩序」(Divine order)が存在していて、ダイナミックに均衡を取ろうとする力である「愛」がいついかなるときも、私たちを包み込んでいます。
あなたに、協力しない人が現れるときには、同じレベルであなたに、協力する人が存在しています。
あなたに、いじわるする人が現れるときには、同じレベルで、あなたに、思いやりを示す人が存在しています。
あなたを、無視する人が現れるときには、同じレベルで、あなたを、尊重する人が存在しています。
あなたを、拒絶する人が現れるときに、あなたを、同じレベルで、受け入れている人が存在しています。
つまり、私たちは、いついかなるときも、「拒絶と受容」「批判と賞賛」「冷酷さと優しさ」「妨害と協力」というように、相補関係にある相反する特性、行動を、完全にバランした状態で、受け取っているのです。
これを、「シンクロニシティ(共時性)の法則」と言います。
ディマティーニ・メソッドの列13・6に繰り返し、取り組むことで、日常に隠された「神の秩序」が見えるようになり、”壮大に計画するデザイナー”(Grand Organizing Designer=GOD=神)の存在を感じられるようになります。
人間行動学の世界的権威で、ディマティーニ・メソッド開発者の、Dr.ジョン・ディマティーニは、これを、グレート・ディスカバリー(偉大なる発見)と呼びます。
「誰かがあなたにネガティブな行動を示した瞬間に、まったく正反対のポジティブな行動をあなたに示していたのは、誰でしょうか?」
探せば、その人は必ず存在します。
「味方なしに裏切られることはなく、裏切られることなしに味方されることはありません。」
ーDr.デニース・ナドラー
いつもお読みいただきありがとうございます。
飛田貴生
“シンクロニシティ(共時性)の法則” に対して2件のコメントがあります。
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名言お借りします。m(_ _)m
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>愁さん
どうぞお使いください(^^)