恥とプライドの法則 なぜ芸能人は「文春砲」浴びるのか?

今週は、「恥とプライドの法則」について、
お話したいと思います。

「文春砲」が存在する、本当の理由

人間行動学の世界的権威の、
Dr.ジョン・ディマティーニは、

「恥とプライドの法則」と呼ばれる、
宇宙法則を教えています。

この法則は、
「プライドの法則」と、「恥の法則」の
2つがセットになっています。

まずは、「プライドの法則」です。

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「プライドの法則」

プライド(強いうぬぼれ、傲慢、慢心)を持つと

悲劇や試練、謙虚にさせられるような状況、
重要度の低い事柄による妨害を引き寄せ、

あなたの過剰なプライドと相殺することで、
バランスを取ろうとする。
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例えば、私は何かあると、
すぐにいい気になってしまうんです。

何かが人より上手にできたり、
やっていることが上手くいったり、

「飛田さんってすごい、素晴らしいです」って、
人から褒められたりすると、
いい気になって、有頂天になります。

「私ってスゴい!」
「私は、人より優れている」

って錯覚してしまいます。

つまり、本来の状態よりも、
自分を過大評価してしまうということです。

そんな風に、うぬぼれて、慢心している状態が
「プライド」です。

そうすると、
宇宙は均衡(バランス)を取るために、
私のところに、困難やチャレンジ、

悲劇を起こして、私が謙虚になるように、
仕向けるんです。

例えば、私が「オレ、すげー」って、
いい気になっていると、うちの奥さんが、

「あなた、そう言えば、動画教材を作って、
売るって言っていたの、どうなったの?
やるって、言って全然やってないじゃないの。」

と、私ができていないことや、
やっていないことを、批判したりします。

そうやって、私の天狗の鼻をへし折って、
私がもとのフラットな状態に戻れるように
してくれるんですね。

もっとわかりやすい例は、
不倫してバッシングされる芸能人でしょう。

よくネットやテレビで、
ものすごく叩かれている芸能人っていますよね。

なんで、あんなに
叩かれなきゃいけないのかっていうと

芸能人は、チヤホヤされたり、
すごく高収入だったりするので、
「自分は特別な存在で人より優れている」

という、プライド(うぬぼれ、傲慢、うぬぼれ)
を持ちやすいから。

それは、本来の状態から、逸脱して、
自分を過大評価しすぎている状態です。

そうすると、
宇宙は「プライドの法則」を働かせて、
その人が、謙虚になるように、仕向けるんです。

つまり、その芸能人は
”文春砲”を浴びるわけです 笑

Dr.ディマティーニは、ゴシップ報道
(週刊誌、芸能マスコミ)が存在している理由は

セレブの過剰なプライドを打ち消して、
バランスを取るためであると、言っています。

ゴシップに叩かれると、
傲慢なプライドが、粉々に打ち砕かれて、
その人は、謙虚になることができます。

実際に、記者会見とかで、意気消沈して、
シュンとしいる芸能人をあなたも
見たことがあると思うんです。

つまり、
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プライド(うぬぼれ、傲慢、慢心)を持つと
謙虚にさせられるような状況を、
人生に引き寄せる
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ということです。

ヘコミすぎた杭は持ち上げられる

もう一つが、「恥の法則」です。

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「恥の法則」

恥(過剰な謙遜、罪悪感、自己否定)を持つと
喜劇(笑ってしまうような状況)やサポート、

自尊心を取り戻す状況、重要度の高い事柄に
集中するような出来事を引き寄せ、

あなたの過剰な謙遜と相殺することで、
バランスを取ろうとする。
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こちらは、
プライドとは逆に「私って、ダメだ」と、
自分を下げて落ち込んでいる状態です。

私も

「オレは、もうダメだー」
「オレは、なんてバカなんだろう」
「なんで、こんなこともできないんだろう」

って、落ち込むことがよくあります。

恥や、罪悪感を感じて、
気持ちが落ちている状態ですね。

そんな風に、本来の状態よりも、
自分を過小評価して、自分を低く見ていると

宇宙は、均衡を取るために、
笑ってしまうような出来事や、

自信を取り戻せるような出来事を起こして、
私がもとの位置に戻れるように
仕向けんるんです。

例えば、「私が、オレはもう、ダミダー」って
落ち込んでいると、うちの奥さんが

「大丈夫よ、私はあなたの味方よ」と言って
私を元気付けようとしたりします。

つまり、
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謙虚になりすぎると、
下がりすぎてしまった自己認識をもとの

バランスが取れた状態に戻すような
サポート(支援)を人生に引き寄せる
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ということです。

うぬぼれて、傲慢になれば、
謙虚にさせられるような状況を、
人生に引き寄せるし、

謙虚になりすぎると、
自信を取り戻すような状況を、
人生に引き寄せる。

そうやって、宇宙は常に、
バランスを取って、私たちを、
ニュートラルな位置に戻してくれるんです。

うぬぼれても、落ち込んでいない、
ニュートラルな自分こそが、本来の自分、つまり、
「ほんとうの自分」(Trust Self)
だからです。

この宇宙には、目には見えないけれど、
ダイナミックにバランスを取ろうとする
力である愛が働いていて、

いつでも、私たちが、「ほんとうの自分」に
戻れるようにしてくれています。

これが、「恥とプライドの法則」です。

ペルソナ(仮面)

「恥と「プライド」は、
誰の中にも存在しています。

「私って、スゴい」って、うぬぼれて、
いい気になっている自己認識(プライド)と

「私って、ダメだー」って恥や罪悪感を感じて
落ち込んでいる自己認識(恥)が、

私たちの内側に両方とも存在しているんです。

人間行動学の世界的権威の、
Dr.ジョン・ディマティーニは、
そうした恥やプライドのことを、
「ペルソナ」と呼んでいます。

ペルソナは、
ギリシャ語で「仮面」を意味する言葉です。

つまり、
「私って、スゴい」とうぬぼれている自分も
「私って、ダメだー」と落ち込んでいる自分も

本来の自分ではなく、
仮面であると、いうことなんです。

実は、プライドが高い人ほど、
自分に自信がないものなんですよ。

人前で、自信満々に振る舞っている人は、
一人になったり、家族の前では、
自分に自信がなくて、自己否定ばかり
していたりします。

『ジキル博士とハイド氏』のお話みたいに、
まったく正反対の人格、つまり、ペルソナ
(恥と、プライドが)が、私たちの中にある
ということです。

つまり、私たちは、
「私って、スゴい」という、プライドの仮面と
「私って、ダメだー」という恥の仮面の

両方を持っていて、TPOに合わせて、
その仮面を付け替えているんですよ。

私の中の「ジキルとハイド」

私たちは、ときには、
プライドの仮面をかぶります。

その時は、「自分は一人より優れている」
と思って、自分を過大評価しているんです。

でもあるときには、
恥の仮面をかぶることもあります。

その時は「自分は、人より劣っている」
と思って、自分を過小評価しているんです。

そんな風に、私たちの中には、
「自信のある自分」と「自信のない自分」が、

まるで二重人格の『ジキル博士とハイド氏』
みたいに、存在していてそれが葛藤するんですね。

だから、プライドが高いのに自信がないっていう、
矛盾した状態になるんです。

自分を2つに引き裂く

Dr.ディマティーニは、
私たちの全体意識(統合意識)は、

恥と、プライドを持つことによって、
二つのペルソナに引き裂かれると言っています。

「ほんとうの自分」(Trust Self)は、
うぬぼれて、いい気分でもないし、謙虚すぎて
落ち込んでもいない、フラットな状態です。

これを、東洋では、「中庸」と呼びます。

センター、中心、バランス、ニュートラルと
言い換えることもできるでしょう。

けれど、自分のしたこと、しなかったことに、
恥や罪悪感を感じると、気分が落ち込んで、
中心から、離れてしまうんです。

そうすると、
自分が人より劣ったダメな存在のように感じて、
他人を上に見上げるようになります。

自分<他人

になってしまうということ。

すると、相手が正しくて、
自分が間違っているように感じて、
自分を変えようとしてしまいます。

つまり、
自分を過小評価して、本来の自分の位置から、
大きく下がってしまうんです。

そうやって、「ほんとうの自分」から、
恥のペルソナ(人格)に分離してしまうんです。

一方、自分のしたこと、しなかったことに、
うぬぼれや、慢心を感じると、いい気分、
有頂天になって、中心から、離れてしまいます。

すると、今度は、自分が他人より優れた
特別な存在のように感じて、
他人を下に、見下すようになるんです。

自分>他人

になってしまうということ。

すると、自分が正しくて、
相手が間違っているように感じて、
相手を変えようとしてしまいます。

つまり、
自分を過大評価して、本来の自分の位置から、
大きく上がってしまうんです。

そうやって、「ほんとうの自分」から、
プライドのペルソナ(人格)に
分離してしまうんです。

そんな風に、私たちは、
恥と、プライドの仮面を被ることによって、
本来の自分を見失ってしまうわけです。

「ほんとうの自分」に戻る方法

じゃあ、仮面を脱いで「ほんとうの自分」に
戻るにはどうしたらいいのでしょう?

そのことに、とても有効なのが、
ディマティーニ・メソッドなんです。

ディマティーニ・メソッドを使うと、
「恥のペルソナ」(仮面、人格)と、
「プライドのペルソナ」に、分裂してしまった、

自己認識を統合して、ほんとうの自分へと、
戻ることができます。

他人を対象にワークするやり方と、自分自信を
対象にワークするやり方があるんですが、
ここでは、自分自身にワークするやり方を、
紹介します。

まず、ディマティーニ・メソッドの
自分自身のフォームのB面に、

自分自身の最も嫌いな特性や行動
(すること、しないこと)をリストアップします。

あなたが、強い、恥や罪悪感を持っている
自分自身の特性や行動を書き出すということです。

そして、そうした、
自分の嫌いな特性、行動が自分自身と

周りの人たちに、どのように役立ちメリットに
なっているかを、どんどん見つけていきます。

そうすると、自分を過小評価して、
謙虚になりすぎていた自己認識が、
もとのニュートラル、中心に戻っていきます。

自分の嫌いな、または、悪いと思っている、
特性、行動のメリットが見えるようになると、

恥や、罪悪感が消滅して自分をバランスの取れた、
フラット視点で、見られるようになります。

すると、恥のペルソナ、人格が崩れ去ります。

次に、ディマティーニ・メソッドの
自分自身のフォームのA面に、

自分自身の最も好きな特性や行動
(すること、しないこと)をリストアップします。

あなたが、
強いうぬぼれや、プライドを持っている、
自分自身の特性や行動を書き出すということです。

そして、そうした、
自分の好きな特性、行動が、自分自身と、

周りの人たちに、どんなデメリットを
与えているかを、どんどん見つけていきます。

そうすると、自分を過大評価して、
傲慢にになりすぎていた自己認識が、
もとのニュートラル、中心に戻っていきます。

自分の好きな、または、良いと思っている、
特性、行動のデメリットが見えるようになると

うぬぼれや、慢心が消滅して、
自分をバランスの取れたフラットな視点で、
見られるようになります。

すると、
プライドのペルソナ、人格が崩れ去ります。

で、恥とプライドの2つの仮面が、崩れ去ると、
その下から、あなた素顔が、現れるんです。

それこそが、
「ほんとうの自分」(Trust Self)です。

落ち込んでもいないし、有頂天でもなく、
人を見下すことも、人を見上げることもない、
バランスの取れたニュートラルな自己認識です。

その認識になったときに、
あなたのハートは、大きく開き、

ほんとうの自分として、真の意味で、
自分らしく、やりたいことをやって、
充実した人生を生きらえるようになるんです。

そんな風に、ほんとうの自分と、完全に
一致して、生きている人のこそ、真の意味で、

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自分を愛し、自分に価値を認めている人
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であると、私は、考えているんです。

ディマティーニ・メソッドは、
そのために、すごく役立つツールなんです。

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