運命の人に出会うためのたった1つの秘訣

こんにちは、飛田貴生です。
今から約10年前、私が30歳のときのお話です。
当時、お付き合いしていた女性が、私の家に訪ねてきて、突然、こんな風に言いました。
「好きな人ができたら別れて欲しいの。
その人とはもう結婚の約束もしているの。
来月には、大阪に引っ越すことも決まっているの。
だからもうあなたとは一緒にいられないの。」
と・・・。
そして彼女は私の前から突然、去っていきました。
彼女とは7年間、お付き合いしていました。
私は、24歳まで「恋人いない暦=年齢」でしたので、
彼女が私にとって唯一、お付き合いした人でした。
そして、
彼女とお別れした後、再びパートナーができない状態が約10年も続きました・・
パートナーができないことは、私にとって、とても大きなコンプレックスでした。
そして、なんとか、そんな状況を解消したいと思っていました。
なぜ、自分にはパートナーができないのだろうか?
どうしたら、パートナーができるのだろうか?
長い間ずっとその答えを探し求めてきました。
やがて私は、パートナーシップについての本を読み、セミナーにも参加するようになりました。
なんとしても、自分を変えたいと思っていたのです。
そして、その過程である3人の先生と出会いました。
彼らはいずれもパートナーシップや、行動心理学のスペシャリストたちでした。
そして、私は、彼らから、”運命の人に出会う方法”を貪欲に学んでいきました。
あるワークショップに参加していたときのことです。
私は、その中で出された課題に取り組んでいました。
それは、下記のようなワークでした。
★質問1
「あなたが望んでいること、叶えたい目標は何ですか?」
私は、
「最高のパートナーに出会う」
と書きました。
★質問2
「その願望や目標が実現することで、あなたが実感できる、もっとも大きな感覚や体験は何ですか?
私は、
「受け入れられている感覚」
「愛されている感覚」
「自分自身を認められる感覚」
と書きました。
そして、私はこのときに気が付いたのです!
私がいちばん求めていたのは、「人から受け入れられ、愛されること」だったのです。
そして、そのことに気が付いたとき、自分のいちばん深い部分にあった、本当の望みにも気が付きました。
それは、
「自分を受け入れ、自分を愛せるようになりたい」
という願望でした。
私は、
「人から愛される自分になったら、そのときはじめて、自分を愛せるようになる」
と信じていたのです。
だから、人から愛されることを求めていたのでした。
そして、最後の質問は、こう結ばれていました。
★質問3
あなたが今いる地点で、その感覚を手に入れるには、どうすればいいですか?
私は、
「自分を受け入れ、自分を愛し、自分に価値を認める」
と書きました。
そして、この瞬間、自分の求めていることを、外側に探しに行く必要がないことに気が付きました。
人から受け入れられること、愛されることを求めなくても、
それを自分で自分に与えれば、それでいいのだとはっきりわかったのです。
それはまるで、幸せの青い鳥の物語のようでした。
チルチルとミチルの二人は、魔法使いのおばあさんに頼まれて、
幸せの青い鳥を夢の世界に探しに出かけます。
思い出の国や、幸福の国、未来の国に行っては、青い鳥を見つけ、つかまえるものの、
それは本物ではなく、すぐに色が変わってしまいます。
そして二人は、青い鳥をつかまえることをあきらめて、ベッドの中で、目を覚まします。
すると、なんと、部屋の鳥カゴの中に、青い鳥がいるではありませんか!
幸せは、外に探しに行かなくても、実は既に自分のすぐそばにあったのです。
そして、私は人から愛をもらうことをやめにして、自分で自分に愛を与えることにしました。
その気付きから、一週間後のことです。
友人が開いた勉強会でひとりの女性と出会いました。
それが今の奥さんです・・・。
外側に求めている間は、欲しいものは見つからないのに、
求めているものが内側にあることに気付くと、外側にもそれが現れてくる。
まるで、禅問答のようですね・・・。