アラン・コーエンの自分を好きになるワーク

私の人生を変えた本

もう、ずっと以前、若い頃の私は、
とにかく自分に自信がありませんでした。

自分のことが世界一嫌いで、
「自分は、人より劣った無価値な人間だ」
と、思っていたのです。

それが、私の、いちばんの苦しみの原因でした。

そういう自分をなんとか変えたくて、
自己啓発や心理学、スピリチュアルの本を
読み漁っているとき
一冊の本に出会いました。

「人生の答えはいつも私の中にある」(アラン・コーエン著)

この本を読んで、初めて、
「自分を愛する」
という考え方を知りました。

この本を読んで、
とても救われたように思いました。

「自己受容」と「自己滋養」

その後、私は、著者のアランコーエンさんの
セミナーや講演会に参加するようになりました。

そこで、
ありのままの、自分を受け入れる、
「自己受容」と、

自分を大切にして、自分で自分に愛を与える、
「自己滋養」を学びました。

アランのところに、来る人たちには、
共通点があります。

「自分に厳しくしすぎて、
自分で自分を傷つけてしまう」

「自分の価値を認めらなくて、
自分を粗末に扱ってしまう」

「自分よりも、他人を優先して、
自己犠牲してしまう」

そういう人たちは、
「自己受容」と、「自己滋養」が、
自分に必要であることが、
無意識にわかっていて、

アランのところに、吸い寄せられるように
やってくるのだと思います。

あるとき、私は、アランの講演会で
手をあげて、こう質問しました。

「僕は、自分のことが嫌いです。
もっと、自分を好きになるには、
どうしたらいいでしょう?」

すると、アランは、
あるワークを教えてくれました。

このワークは、とてもシンプルですが、
「自己滋養」にとても役立ちます。

ワークのやり方を紹介するので、
ぜひ、時間をつくって、やってみてください。

自己滋養のワーク

Step1

ノートとペンを用意してください。

ページの上の方に、「今、自分をもっとも幸せにすること」と書いてください。

そして、今、あなたを幸せにすることを、思いつく限り、箇条書きで、書き出しましょう。

答えを書き出すときは、下記の質問を参考にしてください。

【質問】

・あなたを今、もっとも幸せにすることは何でしょう?

・それをすることで、あなたに生命力やエネルギーがみなぎってくることは何でしょう?

・それをすることで、本当に、リラックスできることは、何でしょう?

・それをすることで、あなたの心が喜びに満たされることは、何でしょう?

・それをすることで、あなたが本当に楽しいと感じることは、何でしょう?

・それをやっているとき、または、それをやり終わったとき、本当に素晴らしいと感じることは何でしょう?

Step2

次に、「それをやると、最悪に感じること」と、ノートに、書いてください。

そして、それをやると、最悪に感じることは、思いつく限り、箇条書きで、書き出しましょう。

答えを書き出すときは、下記の質問を参考にしてください。

【質問】

・あなたがそれをすることで、最悪に感じることは何でしょう?

・それをすることで気持ち悪くなったり、イライラすることは何でしょう?

・それをすることで、疲れてしまうことは何でしょうか?

・それをすることで、病気になってしまいそうなことは何でしょう?

・それをすることで、自分が無価値に感じてしまうことは、何でしょう?

Step3

「今、あなたをもっとも幸せにすること」は
「神」(宇宙、大いなる存在、魂)が
あなたにしてほしいと強く、望んでいること。
それをすることが、
自分を愛し、大切にすることなんです。

一方、「あなたが、最悪に感じること」は
「神」があなたにして欲しくないと、思ってること。
それをすればするほど、
無価値感を感じ、自分を愛せなくなってしまう。

これが「神のルールである」と、
アラン・コーエンは、言います。

だから、
もっと、自分が喜ぶことを、自分に与えてください。

自分に厳しくすることをやめて、
もっと、自分に優しくしてあげてください。

それが、
自分を好きになるための、
シンプルなルールなんです。

<ハードカバー版>

<文庫版>

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