何だってわかる、自分のこと以外なら
あなたは、本当はどうしたいの?
個人セッションなんかで、
クライアントさんとお話ししているときに、いつも思うことがあるんです。
それは、
「人は、自分のことがさっぱり、わからない」
ということ。
最初に必ず、クライアントさんに、こう質問します。
「どうしたいですか?」
「あなたがいちばん得たいことは何ですか?」
「あなたが、実現したいことは何でしょう?」
って。
すると、
「実は、以前にこんなことがあって・・・」
とか、
「今、しかじか、こうゆう状況で・・・」
という、状況説明を延々とするんですね。
で、話しているうちに、
「あれ? 質問は、何でしたっけ?」
ってなる 笑
で私が、もう一度、
「それで、あなたは、本当は、どうしたいのでしょう?」
と聞いても、
「・・・」
と、黙ってしまう。
そんなことが、よくあるんです。
それで、私、いつも、不思議に思うんですね。
「他人のことならともかく、
なんで、みんな自分のことが、わからないのだろう?
自分がどうしたいのかぐらいは、
分かってもよさそうなものなのに。」
って。
自分が何をしたいのか?
何を望んでいるのか?
何が好きなのか?
何が欲しいのか?
何で悩んでいるのか?
どこで、つまずいて、引っかかっているのか?
何を実現したいのか?
今の状況の何が嫌なのか?
人は、自分のことがさっぱり、わからないもの。
なんて、偉そうに言っている私自身が、
自分のことをまったく分かっていない
というのは、内緒です!(汗;
そう、
”人は、誰もが、自分のことが、いちばんよくわからない”
のです。
人は、他人のことなら、よくわかる
でも、その反対に、
自分のこと以外なら、すごくよく分かるんですよ。
だから、世の中には、コーチ、セラピスト、カウンセラーといった人たちがいて、
「他者(クライアント)が、自分を理解する」
手伝いを、仕事として、提供しているんです。
ちなみに、
私の先生で世界的なスピリチュアル・コーチの、アラン・コーエンさんは、
「コーチの仕事は、クライアンから腕時計を借りて、
”今、何時ですよ”と教えてあげることです。」
って、言っているんです。
そうやって、”第三者の視点”から、
自分が、本当に求めるいることは何か?
今、いちばん悩んでいて、解決したいことは何か?
いちばんやりたいこと・好きなことは何か?
を、”客観的”に見てみると、
みるみる、自分のことが分かるようになる。
(もちろん、クライアント自身が、
真剣に自分の内面と向き合う、努力は必要です!)
クライアントの実際の事例
私は、個人セッションをする前に、ヒアリングをして、
「あなたは、本当は、どうしたいのですか?」
「あなたが、いちばん求めていること、
得たいことは、具体的に、何ですか?」
って、クライアントさんに、
ねほりはほり質問することにしています。
その、ヒアリングを受けた方の体験談がコチラ
飛田様
昨日はとても深い気付きをありがとうございました。
あのあと、実際に母親を対象にワークしてみました。
飛田さんのおっしゃった通りでした。
自分でも全く気がついていなかったのですが、
実は自分は両親からの多大な愛情に対して強いプレッシャーを感じていました。
それがひらめいた瞬間、ボロボロと涙がこぼれ始めました。
「今まで辛かったね、怖かったよね、ごめんね…」
となんども自分を抱きしめました。
無敵に思える母親の愛情にですら陰と陽の要素を見出すことができる。
とても驚きですが、視野が開けた気がします。
また自分が無意識で感じていた両親の愛情に対するプレッシャーは
両親の社会的肩書きや世間体などを元に自分が勝手に
作り上げてきたイルージョンだったことにも気がついた時
両親は今までも現在もずっと僕という「存在自体」
を愛してくれていたんだということがわかり、
再度涙が止まりませんでした。
今は両親に対してより深く静かな愛情と強い感謝を感じています。
これを書いている最中もまだ涙が出てきます(笑
飛田さんとお話できなければ、
こんな深い気付きを得ることはできなかったと思います。
最高に癒された気分です。ありがとうございます。
初めての電話で顔も見ずにこんなにも深い部分まで見抜いた
飛田さんの超人的な洞察力に畏怖の念すら抱きます(笑
取り急ぎ昨日のお礼とその後のご報告、
そして改めて個人セッションに申し込みたい旨お伝えしたくご連絡いたしました。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
Y.Kさま 30代男性 ベトナム在住
実は、Yさんには、
90分ぐらいzoomでヒアリングをしただけで、
このときは、ディマティーニ・メソッドはまったく、やっていないんです。
でも、Yさんから腕時計を借りて、今の時間を教えてあげたら、
彼は、今まで、ずっと、気づけなかった、
無意識のパターンに気づくことができたんです。
ちなみに、Yさんは、この後、個人セッションでも、
すごく大きなブレイクスルーを体験しました!
赤の他人の「客観的な視点」を借りる
人は、誰もが、自分のことは、さっぱり、わからないもの。
だから、何年も、何十年も、
同じところを、グルグル回って、先に進めないでいる・・・。
もちろん、それは、私自身もおんなじです。
けれど人は、自分のことは、よく分からなくても、
他人のことは、すごくよく分かる。
それは、なぜかって、客観的に見ることができるから。
どんなことも、少し離れた地点から、
引いて見てみると、よく見えるものなんです。
なので、私たち他人(コーチ、カウンセラーの仕事の人)は、
クライアント自身が気づいていないことに、
気づくことを、手助けすることができるんですね。
なので、もし、自分一人でグルグルしてしまったら、
そういっった”赤の他人”
(完全なる第三者で、なおかつ、訓練を受けたプロ)の、
視点を借りると、すごくいいと思うのです。
「牛乳の中にいる蠅、その白黒はよくわかる。
どんな人かは、着ているものでわかる。
天気が、良いか、悪いかもわかる。
林檎の木を見れば、どんな林檎だかわかる。
樹脂を見れば、木がわかる。
みんながみんな同じであれば、よくわかる。
働き者か、怠け者かもわかる。
何だってわかる、自分のこと以外なら。」
ーフランソワ・ヴィヨンの詩『軽口のバラード』より
(映画『ヒミズ』から引用)
私の提供する、個人セッションには、事前ヒアリング(約90分)がついています。
スピリチュアル・コーチングや、ディマティーニ・バリューファクター(価値観のワーク)、
カラーセラピーの手法など、あらゆるメソッドを使って、
”あなたが、自分を理解する、お手伝い”を、マンツーマンでしています。
人によっては、このヒアリングだけでも、大きな気づきがあって、受けてよかった!
という感想をくれる方もいます。
個人セッションの当日は、ヒアリングで明らかにした
”今のあなたにベストなディマティーニ・メソッド”
に取り組むことになります。
ご縁のある方と、ご一緒にワークできるのを、楽しみにしています。
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