あなたの「年齢」にはどんなメリットがありますか?

50歳のメリット

最近わたし、年を取ったなって、感じるんです。

頭は、”メンズビゲン”しないと真っ白だし、この前なんか、奥さんに、

「この部屋、なんか、おじさんの臭いがする」

って言われたんですよ。(泣;

がーん。

ついに来たかって思ったんですけど、もー、わたし、よわい50だから、しょーがないんです。

そんで、近所のクリエイトSDで、”柿の葉石鹸”を、買いました。

毎日、首の周りとかの、”臭いのもと”を、ゴシゴシきれいに洗うようにしているんです。

そんなときに、たまたま、よわい69の”ディマティーニおじいちゃん”が

「自分の年齢が、具体的にどのように、デメリットより多くのメリットを与えているか?」

「今の年齢であることで得られるプラスや、メリットは、なんだろう?」

と、自分に質問してみなさい。

って、facebookで、つぶやいているを見つけたんです。

そんで、わたし、自分が50歳であることのメリットを、書き出してみました。

健康意識

そうしたら、若い頃よりはるかに「健康意識」が高くなっていることに気づいたんです。

うちは、基本、自炊なんですが、できるだけ、良い食材を、使うことを心がけています。

ちょっと高くても、肉は国産、野菜は、産直で買うようにしているんです。

すっごく、めんどうだけど、野菜は、”ホタテのおくりもの”(洗浄剤)で、残留農薬や防腐剤を除去してから食べるように
しています。

あと、奥さんが、”小麦粉アレルギー”だから、蕎麦も、パスタも、うどんも、グルテンフリーです。

お好み焼きも、パンケーキも、粉物は、米粉で作っているんですよ。

もちろん、サプリメントも、抜かりありません。

毎日、欠かさずに、CBDや、ビタミンD3、Bコンプレックス、プロバイオティクスなどなど10種類以上のサプリを、飲んでいます。

20代の頃は、”主食がコンビニの菓子パンとおにぎり”で、”週4でマックやラーメンを食べていた”から、めちゃ不健康で病んでいたんです。

けど、今は”健康ヲタ”だから、逆に若い頃より健康で、すごく調子がいいんです。

メメント・モリ

あと、年を取って、”人生の残り時間”について考えるようになったことも、メリットです。

古代ローマでは、将軍が戦いに勝って凱旋するときに、お供の者が

「メメント・モリ」(自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな)

と将軍に声をかける風習があったといいます。

そうすることで将軍は、今日が人生の絶頂でも、明日もそうとは限らないことを、思い出すことができたんですって。

わたしも、人生の折り返し地点を過ぎて、「メメント・モリ」を意識するようになりました。

若い頃は、人生がどこまでもずっと続いていくように錯覚していたけど、実際はそうじゃない。

そのことに気づくと「今を大切に生きよう」「後悔のない人生を生きよう」って、“今を生きられる”ようになります。

人生経験と知識の蓄積

あと、年を取って人生経験と知識を蓄積できたことも、メリットです。

「自分に自信を持てない」とか、「やりたいことがわからない」とか「パートナーができない」とか「病気が治らない」とか、「ミッドライフクライシス」(中年の危機)とか多くの人が人生で抱えるであろう悩みを、一通り経験しました。

で、それらをディマティーニ・メソッドで解消したり、受け入れたりできるようになったんです。

「自己没頭」から「生殖性」へ

アメリカの発達心理学者で、精神分析家のエリク・H・エリクソンは、「40~60代は生殖性が重要である」と、言っています。

「生殖性」とは、次の世代を育成する目的で、自分がこれまでの人生で学び、身につけてきた知識、ノウハウ、スキルを伝え、教えることです。

これと、まったく正反対の概念は、「自己没頭」です。

「自己没頭」とは、自分のことにしか関心がなく社会や周りの人たちを、まったく気にかけないことです。

わたしたちは”人生の前半”では「自己没頭」し自分自身の学びや、探究、成長を得ることで、人生に、充実感や満足感を感じます。

けれど、”人生の後半”では「生殖性」に転じて社会や周りの人たちの、学びや、探究、成長に役に立つことで、人生に、充実感や満足感を
感じるんです。

わたしも、若い頃は、

「かわいい彼女が欲しい!」
「自分に自信を持てるようになりたい!」
「持病のリウマチと乾癬を治したい!」

って、自分のことにしか、興味がなかった。

けれど、人生の半分の時間を過ごして、あらゆる悩みを解消し、乗り越えたことで、

わたしは、それらの”攻略法”を手にすることができたんです。

その攻略法は、かつてのわたしと同じことで悩んでいる人たちに、きっと役立つでしょう。

実は、50歳という年齢は、セラピストとして、自分を癒した経験から他者の癒しに貢献するのに最適な年齢だったんです。

たとえ、”おじさんの臭い”が仄かにただよっていたとしても、それ以上に、今の年齢には、メリットがある。

そのことに気づいたら、年を取るのもそれほど悪くないって、思えるようになったんです。

もし、あなたが今の自分の年齢が高すぎてイヤだまたは、その逆に若すぎてイヤだと感じていたら

「自分の年齢が、具体的にどのようにデメリットより多くのメリットを与えているか?」

「今の年齢であることで得られるプラスやメリットはなんだろう?」

って、自分に、質問してみてください。

今の年齢が、あなたの大切な価値観にとって、最適であることに気づき、驚くでしょう。

今日のお話が少しでもあなたの役に立つと嬉しいです。

飛田貴生

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