「変わりたいのに、変われない人」へのアドバイス
メルマガ読者の方から、ディマティーニメソッドのセミナーについて、下記のようなご質問をいただきました。
【質問】
今週末のセミナーの情報を見て、参加を検討しています。
そこで質問があります。
私は、これまでにスピリチュアルなことを勉強してきて、以前よりは、ずいぶん生きやすくなっているのですが、
まだ腑に落ちていないことがたくさんあります。
例えば「自分に必要なものはすでに、ぜんぶもっている」など、
頭で考えると納得するのですが、
ふとした時に「不足」していることが気になりだし、
満足や感謝が足りない状態に戻ってしまいます。
ディマティーニメソッドのメールセミナーもやってみましたが、
その場では感謝をしても、また日常生活に戻ると、
「不足」を感じる状態に戻ってしまいます。
今までの脳のクセというか、エゴというのでしょうか、
または腑に落ちていないのか、
感謝で満たされている心の状態をキープすることが難しいです。
変わりたいのに、変われない、自分をとてももどかしく思います。
何か、アドバイスをいただけないでしょうか?
【回答】
セミナーに興味を持ってくださってありがとうございます。
私自身も、
「これまでにスピリチュアルなことを勉強してきて、
以前よりは、ずいぶん生きやすくなっているのですが、
まだ腑に落ちていないことがたくさんあります。」
「自分に必要なものはすでに、ぜんぶもっているなど、
頭で考えると納得するのですが、
ふとした時に「不足」していることが気になりだし、
満足や感謝が足りない状態に戻ってしまいます。」
そういうときは、頭(マインド、思考)が優位になっていて、
ハートから離れてしまっている状態なので、
それに気がついて、自分の内側と向き合うようにしています。
そういうことを、もう10年以上、繰り返しています。
一見、進歩していないように感じますが、客観的に振り返ってみると、
「以前よりは、ずいぶん生きやすくなっている」のを感じます。
私の先生の一人、デニース・ナドラーさんという人が、
「学びの道は、”旅”(Journey)である」
と教えてくれました。
そして、この旅は、”終わりがなく、永遠に続く”と言うのです。
ご質問を、読んで、ご質問者は、とても向上心が強く、
学ぶことが大好きな方なのだと、感じました。
「日常生活に戻ると、不足を感じる状態に戻って」
しまうことがあっても、
今もこうして、学びを続けています。
そういう人は、最終的に、とても遠くまで、旅することができます。
ですから、今どのような状態にあったとしても、
それも、旅のプロセスなのだと思います。
そして、そういった「行ったり来たり」を繰り返しながら、
着実に成長を続けていくことが、(ときには思いっきり遠回りしたり 笑)
旅の醍醐味であり、楽しさではないかと思うのです。
もしかしたら、ご質問者は、
ディマティーニメソッドのセミナーに、
「何か、惹かれるもの」を感じているのかもしれません。
もしそうなら、その「内なる声」を信頼してみてください。
いざ、行動しようとすると、頭(思考、マインド)の声が、
それをさせないように、邪魔をするかもしれません。
「そんなの行ってどうするの! また前と同じで、一時的によくなるだけで
しばらくしたら、元に戻るだけだわ!
どうせ、また変われないわ!」と・・・(笑
けれど、いつでも、正しいのは、内なる声の方です。
ぜひ、そのフィーリングに、正直になってみていただけたらと思います。
「内なる声が、外側の声をしのぐほどに大きくなったとき、
あなたは、自らの人生のマスターとなる。」
とジョン・ディマティーニさんも言っています。
ご質問者の、Journeyが、益々、学びと成長に満ちた
楽しいものとなりますように。